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2005/08/10

エウレカセブン 第17話 「スカイ・ロック・ゲート」

今回の話を一言でいうなら、「気の良い意ゲッコー号の仲間。エウレカと直りできて良かったね」ですか。

トラパーの濃度が薄く、ゲッコー号のトラパーフィルムがなかなか直らない。困っていたところにケンゴウの知り合いにフィルム職人がいるという。軍の息がかかっている職人が多い中、これなら安全というわけだ。

問題は金。しぶちんのハップさんにホランドが一言、

先行投資だと思え!

女性陣の化粧品出費削減で乗り切ることになります。まさに骨太改革です。総選挙はどうなるのでしょうか?

そのフィルム職人へフィルムを買いにいくのは、LFOでいくことになりますが、ニルヴァーシュに乗り込もうとしているレントンが、エウレカさんを呼びます。しかしエウレカさんはいつもの「私、頭が痛い」ということで、エウレカは留守番。ニルヴァーシュはレントンが操縦することになる。

ハップが慎重に頼むというと、レントンは「いつも慎重ですよ」とご立腹。道中、ハップさん鼻をほじったのはまあ良いとして、それをレントンの方に投げます。切れるレントン。

「なあ、エウレカどうしたんだよ?」とハップさん。

「知らないっすよ」とレントン。

「お前ら、なんかあったのか?初々しい感じだと思ってたのに。なんかあったんだろ?」

「知らないっす・・・」

「あっ、もっとでかい声で言えよ。風で聞こえない」とハップがかまをかけると

俺にもなにがなんだかわからないっす!

ぶち切れるレントン。

「女心と秋の空か・・・」

「秋ってなんですか?」

「知らないよ。昔っからそういうんだ」

秋がないの?昔は秋があった?

「コーラリアンに接近したじゃないっすか。あのちょっと前かな。なんかずれるんですよね。エウレカと俺」

「その前はうまくいっていたのか?」とハップ。

「ええ、まあ」レントンが顔を赤らめる。純愛だねえ。「なんとなくウマが合うっていうヤツで」

「いいねえ。青春だねえ。」ニヤニヤするハップ「で、ナニか?押し倒したのか?」

これを聞いてレントンが動揺&興奮モードして、大慌て。ニルヴァーシュが右に左に揺れる。

馬鹿!落ち着けって!とハップが叫ぶ。

気を取り直してハップが「キスまではいったのか?」と訊く。

「キスぅ?」そういうレントンの口はチューの口になってる。

「おいおい。それもまだかよ」てか、最初のチューは難しいだろう。実際。

「男は押しの一手だぜ」とマシュー。

マシュー!?

ハップはニルヴァーシュの通信機をONしてたのだった。話はみんな丸聞こえ。

さらにマシューの恋愛攻略術は続く「男は攻めて攻めて攻めまくらないとな」

ストナーが割ってはいる「ヒルダの尻に敷かれているヤツが言っても説得力ないだろう」

マシューも黙ってはいません。

男の包容力って言って欲しいな。

マシューさん。そうだよね。そう思いたいよね。わかるよ。

男の包容力ってのは毎日『ごめんね』って謝ることなのか?

・・・・・・

その頃、エウレカはベッドで寝込んでる。

「君のことをもっとわかりたいんだ」レントンの言葉が頭に去来する。

そんなエウレカを心配そうに遠くから見つめるちびっ子3人が駆け寄ってくる。ヒルダが洗濯を手伝って欲しいとのこと。

取り込んだ洗濯物をたたむ、エウレカとヒルダ。そしてちびっ子3人も手伝う。(こういう描写が好きだなあ。靴下ってああしまうといいのね。)

「ねえ。どうしたの?」とヒルダ。「あなたがニルヴァーシュに乗らないなんて」

「乗りたくないだけ」とエウレカが答える。「ニルヴァーシュの機嫌が悪いの。レントンが乗るといいの。私じゃだめなの」

「なんかさぁ、ニルヴァーシュを女友達と考えるとすごくしっくりくるんだけど」とヒルダ「親友だった女友達に彼氏ができるとさぁ、なんとなくその娘(こ)とのあいだがうまくいかなくなるじゃない。なんか彼氏取られちゃったみたいでさ。」いいなあヒルダさん。いいよ。そして

「一種のやきもちよ」と諭す。

「ヤキモチ?」キョトンとしているエウレカ。

「そんなの初めてって顔してるわよ」とヒルダが笑う。

「うん」

「でも、考えた方がいいわよ。そのやきもちがレントンに向いているのか、それともニルヴァーシュに向いているのか」

ゲッコウ号のメンバーたちがケンゴウの知り合いのフィルム職人の工房に到着する。でも工具は埃をかぶっていて使われている様子がない。

暗がりに呑んだくれている若いのがいる。

ケンゴウがフィルムを求めると、オトコが切れて「クソみたいな仕事はしないっていってるんだよ!」と怒鳴る。ケンゴウが平手打ちを食らわす。「情けない!エドモンドはフィルムを作ることにすべての情熱を傾けていたというのに!」

エドモンドの息子で、「ニル」という名のこの男も切れる「その結果がどうだ。貧乏に喘いだあげく、絶望病でおっ死(ち)んじまったんだぞ!」

絶望病・・・って何なの?コンパクドライブをずっと見てますよね。

というもののケンゴウの熱いトークでニルはフィルムを作ることになる。そのためには材料となるスカイフィッシュをとる必要がある。

スカイフィッシュはコンパクドライブの傍で楽しい気分にしているヒトに寄ってくるそうで、みんなで酒盛り。

(絶望病と関係あるのでしょうか?)

「どったの?」とギジェット。

「別に」木陰に座るエウレカが答える。

「別にって・・・最近調子よろしくないんじゃない。あいつらも心配しているよ」

建物の影からエウレカの方を見ているちびっ子3人。

「あの子たち。私を避けてるみたい」とエウレカ。

「そりゃそうでしょ。楽しくなさそうなヒトのところには、誰も来ないって」とギジェット。

そう言われて笑うエウレカ。なんか悟ったようです。人間もスカイフィッシュも同じですか。それを媒介するコンパクドライブ?

「要は楽しことを考えればいいんでしょ」とニルヴァーシュのコックピットのレントンが呟く。

レントンにとっての楽しいことはエウレカさんらしいです。それにニルヴァーシュに取り付けてあるコンパクドライブが反応する。そしてデカいスカイフィッシュが現れる。

しかしゲッコウ号のメンバーは酔いつぶれて使い物にならず。不甲斐ない。レントンが「俺やります!」とニルヴァーシュを人型モードに変更する。スカイフィッシュを捕らえようとするけど、その目に睨まれてレントンは怯(ひる)んでしまう。すると後ろから3匹のスカイフィッシュが体当たりしてくる。そのショックでレントンは気絶。ニルヴァーシュはリフボードから落ち、まっさかさまに谷へと落下する。

レントン!

レントンの危険を察知するエウレカ。気絶していたレントンがエウレカの心の声で目を覚ます。正気に戻るレントン。

無事必要な量のスカイフィッシュが採れたので工房に帰り、ニルはフィルムの作成作業に入る。朝までには見事完成。その仕事振りにレントンはプロの意気込みを感じ、爺っちゃんを思いだす。爺っちゃん出てこないかなあ。でもニルは廃業するとのこと。軍からのフィルムの受注がなくなったそうです。トラパーを使った飛行方法を捨てるということですか?

一方、中佐から昇進した大佐の部隊が再結成されるそうです。アゲハ構想をナイフで突き刺した大佐のお言葉

私はこの社会の欺瞞を暴きだし、世界の真実をもって再び人類をこの星の主として君臨させようと思う。英雄アドロック・サーストンが成しえなかったこと、そう『セカインド・サマー・オブ・ラブ』をだ。

悪党ぽいですね。軍のトラパーフィルムの購入中断と関係があるのでしょうか。

レントンがフィルムをゲッコウ号に運ぼうとしていると、エウレカが近づいてきた。

「きれいね」と笑うエウレカ。

レントン:「この時、エウレカとのあいだがちょっと戻ったような気がした」

青春万歳!

つづく。

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