今回はうがった見方をすれば、ラスクの差し金でアスランが出撃してまた怪我したという、悲惨きわまりないお話です。(まじめにみれば良い話)
ザフトの坊主がジャスティスに乗った!って主任メカニックのコジローさんがマニュー艦長に報告。
止めさせて!とマリュー。
すると艦橋にラクス様が現れ、
艦長、どうか彼(アスラン)の思う通りに
と懇願する。アスランは怪我してるのに出撃します。
地上では、ドムの女性パイロット、ヒルダー・ハーケン様がザフト侵攻軍に反撃しながら叫びます
ほらほら下がりな!下がるんだよ!
すると僚機に乗るヘルベルト・フォン・ラインハルトさん
そういうなら脚撃つなよ。
ごもっとも。いい突込みです。安田大サーカスなら、もう一人が花吹雪をまいているところですが。戦場で舞うのは火の粉だ!
スカイグラスパーを駆るムウ(レオ・ロアノーク)は、対空砲火を潜り抜けてミネルバに肉迫し、ミサイルを撃ち込む。ミサイルはミネルバの主砲に命中。急速離脱しようとするが、右エンジンに被弾。(アーサーよくがんばりました★★★)
「おろしてくれるか」とレオ・ロアノークがアークエンジェルに打電。マニューはそれを許可する。アークエンジェルに着艦しようとするレオ・ロアノークは、ムウの頃に着艦したときの感覚に襲われる。
空中で錯綜するビーム。一騎打ちを続けるディスティニーとフリーダム。ディスティニーの攻撃をかわしたのもつかの間、その背後にはレジェンドが迫っていた。そしてフリーダムめがけてドラグーンを一斉射撃のする。だがフリーダムは圧倒的な機動力と敏捷性でビームの雨をかわす。舌打ちするレイ
くぅぅ・・・
声がハスキーなクルーゼになっています。
あの機体・・・
キラが呟きます。彼が思い出したのは前作最後のボスキャラ、プロヴィデンスガンダムです。
こいつどうして!
またも切れてフリーダムに突進するシン。倒したはずなんですけどね。しかしフリーダムの回し蹴りを食らって吹き飛ばされる。だが敵はディスティニーだけではありません。レジェンドが駆けつけ、またもドラグーンを一斉射撃。ディスティニーのキラはビームシールドで攻撃を受け止めますが、ドラグーンの集中射撃のパワーに押される。
今だシン!
レイが命じる
ディスティニーのバスターランチャーみたいの(単なる銃なの?)が、動きの止まったフリーダムを狙う。ターゲットロックオン!
やめろ!
とアスランが叫ぶ。彼の乗るジャスティスは攻撃を止めさせるためディスティニーに体当たりする。撃たなかったのは殺したくないから?怪我してるのにアスランはすごいです。殺したはずのアスランが生きていたことにシンは愕然とします。
アスランの叫び
自分が今、何を討とうとしているのかお前、本当にわかっているのか!戦争をなくす。そのためにロゴスを討つ。だからオーブを討つ。それが本当にお前が望んだことか!聞かぬ。だから討つしかないと。あの国に刃を向けるしかないと!
思い出せシン。お前は本当は何が欲しいんだ!
ここで欲しいものを説明するフラッシュバック。アスランの場合、戦争拡大へと暴走した父親だったり、幼少時代のキラだったり(そうなのか・・・)。シンの場合はステラと家族と妹のイメージが脳裏をよぎる。アスランにはシンが昔の自分に見えるんでしょうか。だから止めさせたいと。
ちいい!死にぞこないの裏切り者がぁ!!とレイが叫び、レジェンドが2人のあいだに割ってはいる。このセリフ、そして声質、
クルーゼの復活だ!でかした!
両頬をぶたれて右目の腫れあがって、すっかり汚れキャラになったユウナ様はシェルターに入るのを拒みます。セイラン家のシェルターが良いとダダをこねて、護衛の兵士を困らせます。(ジブリールとともに宇宙へ脱出する気だったようです。)護衛兵に突進して逃げようとしますが、そこに撃墜されたグフが落ちてきて、
おそらく圧死(どうなんだろう)。
次回作、『ガンダムダブルSEED』では、この人が記憶喪失になって仮面かぶって出てくると考えていいと思います。
その怒りの本当の意味を知らないまま戦ってはだめだ!
とシンを説得しようとするアスラン。
何を言ってるんだ、あんたは!何もわかってないくせに。裏切り者のくせに!
また切れるシン。カルシウムが不足しているのか、可哀想な若者っぷりを爆発させています。親の心子知らずでしょうか。
フリーダム!クルーゼに変化(へんげ)したレイがビームサーベルを抜いて突進。いいぞ!アスランVSシン(前作ではキラVSアスラン)とキラVSレイ(前作ではキラVSクルーゼ)ということでしょうか。歴史は繰り返すのか。というか見ているこちらとしては積極的に繰り返してくれ!
ミネルバの追撃を受けるアークエンジェルは海へ潜航。「潜られたら攻撃オプションのない」ミネルバにとって(対潜兵装がないということ?)状況は不利と判断したグラディス艦長は、急速離脱を命じる。その刹那、水中のアークエンジェルがバリアントを発射!この2発のミサイルは途中から垂直上昇して海面を突破し、ミネルバに直撃。アークエンジェルはさらにミサイルを連射する。放たれたミサイルがザフト軍水上艦を轟沈させる。
シャトルに乗り込んだジブリールはセイラン家の2人が来ないことにいらだつ。そしてシャトルのクルーに必要なのは私だ。セイランではない。私が月に上がらねばならないのだ。いいね小悪党万歳。そしてシャトル発進!それを捕捉したオーブ軍はムラサメに追撃させ、ミネルバはルナマリアのストライクに追わせた。しかしルナマリアのストライクはカッコいい合体決めポーズをしている間に、シャトルを取り逃がしてしまう。
それは弱さだ。それでは何も守れない。レイの言った言葉がシンの心に蘇る。そして種割です。ディスティニーがジャスティスめがけてサーベルを抜き、突進する。やむなくアスランもサーベルを抜き、猛然と向ってくるディスティニーを迎え撃つ。一撃で決着。ディスティニーが破れて爆発(でも機体は大丈夫みたい)。怪我を押して戦っていたアスランは気を失って落下する。キラがそれを助ける。
形勢が不利と見たグラディス艦長はザフト軍に撤退を命令する。(まあグラディス艦長の思惑もあるでしょうけどね。)
アークエンジェルに戻ったキラとアスラン。しかしアスランは北斗百裂拳(字は知りません)を受けたみたいに頭から血が噴き出しています。ラクス様、あなたは鬼です。
ミネルバに帰投したシンはアスランが生きていたことと、その言葉に混乱しているようです。心配そうに見つめるルナマリア。しかしレイはそんなシンを尻目にどこかに行ってしまいます。「腑抜けが」ということですか。
グラディス艦長の作戦報告を聞いたデュランダル議長の言葉:
そうかありがとうグラディス艦長。判断は適切だったと思う(変換:オーブを潰せってことなのに!空気読んでよ!)オーブとは何か別の交渉手段を考えるべきかな(変換:また一策講じるとしますか)
ありがたい言葉です。
ドックに戻ったアークエンジェルのデッキでは、色男さんレオ・ロアノークが夕日の中一人たたずんでいます。様になりますね。
「こんなところにいたの?」とデッキに上がってくるマりュー。ってことは彼を探してたんですね。
「レオ・ロアノーク。CE42年11月29日生まれ・・・(以下省略)・・・のはずだった。だがなんだか自信がなくなってきた。」そして
「あんたを知っているような気がする。」って目を見つめられて言われちゃいましたよマリューさん!ググっときますよね!
「いや、知ってるんだ(断定)。俺の目や耳や腕が、何かが」おいっ!
腕ってなんだ!何かってなんだ!なにをどう知っているんだ!TVじゃ言えないことか!
すいません。子供に戻ってしまいました。
「だから飛んでいっちまえなかった」とムウさん。こんなこと言われたら、マリューさんも気持ちが昂ぶってきますよ。
「あんたが苦しいのはわかっているつもりだ。でも俺も苦しい。だからここにいていいか?あんたのそばに。」
この表現、まさに
口説きのジェットストリームアタックだ!
踏み台にされたのはスカイグラスパーかアークエンジェルか!
ラブラブモード全開になったマリューさん、こくりとうなずきます。ムウさんはマりューさんを抱き寄せます。そしてバックは
黄昏の夕日だ!金曜ロードショー(旧バージョンだ!)
カガリ様の全世界向けTV演説が始まる。それを見てほくそえむデュランダル。すでに「別の交渉手段」を用意したということでしょう。カガリ様がロゴスを討つというデュランダルの政策に異議を唱えようとすると、放送が中断して、TV画面にニセラクス参上。どうしてニセかわかるかというと、
乳がデカイ。頭の飾りの形状(星型)が違う。
ニセラクスは世界の人に問いかけます、なぜプラントと親しかったかの国がジルリールをかくまうのか、今でも理解できない。ジブリールは核兵器を打つことを厭わず、大量破壊兵器を使い、子供までも戦争の道具している。そんな悪しき人間をなぜ守るのかと。
そしてさらに放送が中断、
今度は本物のラクス様が登場。
「その方の姿に惑わされないで下さい」
慌てるデュランダル。
「ばかな。なぜ彼女がオーブに」
怪我人アスランを戦場に引きずり出し、デュランダルを出し抜き、世間にニセラクス様の存在を知らしめたラクス様
真の策士はあなただったのか!
もうかわいい顔して小悪魔なんだから☆
来週はザクが活躍するそうです。
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