ディボース・ショウ
ファーゴとかビック・リボウスキーとか小憎らしい映画を作ってくれるコーエン兄弟、今回もやってくれました。
今回のテーマは離婚。主役は、歯の白さが気になる離婚弁護士役のジョージ・クルーニーと大富豪と結婚して、離婚して慰謝料を稼ぐ悪い女のキャサリン・セタ=ジョーンズ。この2人の歪んだ恋愛ストーリーです。
笑えます。本当に面白い。最初から飛ばしてます。シャインで天才ピアニストのヘルフゴット役を演じたジェフリー・ラッシュとか、テキサス出身の異様におしゃべりな石油王にビリー・ボブ・ソーントン。あとジョージ・クルーニーのアシスタント役のヒトもいい味だしています。
コネタが多い。ラスヴェガスでジョージ・クルーニーとキャサリン・セタ=ジョーンズが結婚するのですが、なぜにスコティッシュなわけよ。金持ちの女の庭師が不必要にムキムキで上半身裸だったり。
お話としては、こちらのリンクを読んでいただくとして(http://www.uipjapan.com/divorce-show/)、話の肝は、キャサリン・セタ=ジョーンズの頭脳プレイと、笑えるどんでん返し。
タイトルは直訳すれば「耐えられないほど非道いこと」
なんで邦題が「ディボース・ショウ」なのかは、最後まで見るとわかります。そういう意味ではいいタイトルです。
コーエン兄弟は好きなので★★★★★
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ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介 ディボース・ショウ-
ディボース・ショウを観た。
原題は、Intolerable Cruelty(耐え難い残虐行為)
なぜか日本題は、「ディボース・ショウ」(離婚劇)
コーエン兄弟の映画と言うこと... [続きを読む]
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始めまして、映画評読ませていただきました。
私もコーエン兄弟ファンなのですが、豪華な2人を出演させた割には、できが今ひとつだったように思います。
ちょっと残念でした。
投稿: jamsession123go | 2005/08/13 23:43
ファーゴとはえらく違うと思います。あれを期待すると確実に外します。しかし、この女、キャサリン・セタ=ジョーンズ以外にはできない配役だと思います。コーエン兄弟ってこういうこじんまりした感じがいいと思います。
投稿: 竹花 | 2005/08/14 13:11
ブログへお越しいただきありがとうございました。
キャサリンは確かにはまり役ですね。
ファーゴはまだ観ていないので、レンタルショップで探してみます。
投稿: jamsession123go | 2005/08/14 13:48