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2005/10/28

アトランティスのこころ

映画化もされた原作を読みました。単行本版は上下巻に分かれています。表題のアトランティスが超能力のことかと思いましたが、まったく違ってました。

50年代後半から60年代のアメリカ文化がてんこ盛りなのでアメリカ人が読めばノスタルジックに思うはずです。あの感じは「タケシくんはい!」みたいな感じでしょうか。ただし話は結構エグイと思いますよ。精神的にきます。

50年代、60年代に生まれた人が読むと共感すると思います。そうするとあの最後《天国のような夜が降ってくる》はそうとう良いはずです。

映画版はわかりませんが、小説に関して思うのはベトナム戦争が重要な転換点です。話は最初の少年時代がベトナム戦争前、そしてベトナム戦争、ベトナム戦争後という展開になっています。ベトナム戦争中の大学のキャンパスの話で「アトランティスが沈む前」という表現が出てきます。主人公は複数です。上巻に関して言えば《ブレイカー》のテッドとボビー少年ですが、下巻は話によって違います。

最後がすばらしく良いですよ。

やたらにアメリカものが出てくるので知っている限り書きたいと思います。

ルートビア(リンク→http://gpzagogo2.fc2web.com/)
ドクターペッパーかチェリーコークにバニラを加えたようなすごい味です。あれはすごい。

キャッセロール(長方形の大きなグラタン皿と思っていただければ良いと思います。オーブン焼きですかね。豆とソーセージのキャッセロールというのは、ケチャップ味の豆とソーセージを混ぜてオーブンで焼いたものでしょう。)

下巻の大学の話
日本と違って大学に入学した時点で学科はありません(しかし学科によって一般教育課程で履修しなければならない科目が決まっているので進路によって取る科目は違ってきます。)

科目の期間
大学によって違うのですが、この小説の州立大学の場合、セメスター制だと思います。8月から12月までの秋のセメスターと1月から5月の春セメスターです。予備試験っておそらく中間試験だと思います。

成績の平均(GPA)
A=4、B=3、C=2、D=1、F(落第)=0
2.25ということはCよりちょっと良くないといけません。

ジェロー
ゼリーのことです。アメリカで「ゼリー」というとジャムになります。

ターンパイク
有料道路のことです。

ホビット村
指輪物語の「ホビット庄」かと(原文によりますが)

マルタの鷹がGyaoで配信してたので見ました。LAコンフィデンシャルみたいな映画でした。古い映画ですが、どんでん返しが良いですよ。

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