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2005/11/14

蟲師 第3話 柔らかい角

まずはストーリー(感想は後で)

雪がしんしんと降る山奥の寒村。すべての音が雪に吸い込まれるような風景。

そんな場所では音を食む蟲が音を求めて人里に入り、人の耳の中に住み着き片耳の聴覚を奪う。この蟲を吽(うん)という。

また同じような蟲に阿(あ)というものもいる。これに憑かれると両耳が聞こえなくなる。それは吽が作る無音を阿が食む蟲のせいだ。だが無音になるわけではない。阿に取りつかれると何万という蟲の音が轟音となって聞こえてくる。

そのため阿に憑かれたものは蟲のうごめきに悩まされて眠れず、最後には命が果てるという。

村長の孫の真火(まほ)も阿に憑かれた。彼の母は阿に憑かれ命を落としていた。

母は死ぬ前に自分の手を真火にかざした。ギンコはこれが治療のカギだと踏んだ。

事実それが阿を取り除く方法であった。死ぬ前に母が最後に子供に伝えたことであった。

ギンコは真火と村長に別れを告げるときに、春になれば蟲の不快な音も忘れるだろうと言った。

だが真火は忘れないと言った。

母が聞いていた音だから。

では感想行きます。

雪の描写がうまい。雪と寒村という組み合わせ、この前の蔵といい、感覚と有無が際立っていて良いですね。雪のシーンが静か(無音ではなく雪を踏む音がすると余計に静かに感じる)、そして真火の聞いているすごい音。この対比がいい。

ギンコが吽を探していると、緑に輝く吽が壁一面にびっしりへばりついているはびっくりしました。自分から阿を耳に入れるギンコは何者なんでしょうか。

吽が音を喰い、それによって生じる無音を阿が食らう。まさに「あうん」の呼吸。世の中バランスなんですね。

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コメント

なんとも独特の世界観でいい感じですねえ。
萌えもいいけど、こ~ゆ~作品も生き延びて欲しいものデス。(苦笑)
子供の治療話が多いですが、子供達の演出も何か心温まるものがあります。
けど大ヒットはしないのかなあ~~とも思ったり。
ん~~・・・。

ようかんさん♪コメントどうもです。心温まる何かがありますね。

すごくいいですが大ヒットはしない気がしますね。

大友克洋が実写で蟲師を監督するという話ですが、微妙すぎます。

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