ハーツオブアイアン Ⅱ (八方塞りのドイツ) 第6回 そしてスターリングラードへ
前回はモスクワ攻略に成功しました(リンク)。レニングラード、モスクワとくれば、次なる目標は偉大なる指導者の名前をもつスターリングラードしかありません。スターリングラードは勝利ポイントを30持ち、工場を18も有する、ソ連中央部の至宝です。
1942年ヒトラーはスターリングラードの攻略に失敗し、パウルス元帥麾下の第6軍がソ連軍に包囲され最終的に降伏しました。そして1945年2月初頭、我々ドイツ軍は再びスターリングラードを目指します。夢半ばで倒れた戦友たちの魂が眠る悲劇の街へ!
作戦開始からおよそ1月後の1945年2月26日の状況。北方の部隊を南進させます。まだ包囲したソ連軍部隊が残っています。同盟国のブルガリアまでソ連軍が迫ってきたので前線から引き抜いて本土防衛に回します。
1945年4月14日、
北の部隊が南進する過程で中央の突出部を押し返しました。矢印がスターリングラード。スターリングラード周辺に向けて進撃を開始します。
対ソ連侵攻開始から4年後の1945年6月22日の状況
クリミア半島の東にある地域は占領されましたが、目指すスターリングラードに迫っています。クリミアに目をくれるな!目標はスターリングラードただひとつ!
そして月が変って7月5日の状況
ついにスターリングラードを包囲!前回とは違い今回はボルガ川の東側も完全に制圧しました。敵はわずかに6個師団!
そして1945年7月11日、ドイツ軍はスターリングラード攻略!
スターリングラードよ、私は帰ってきた!
これでドイツ軍はソ連の三大都市をすべて陥落した!
しかしスターリン、
工場もってくな!
でも資源(特に石油)が手に入り非常にラッキー。
では今までの状況を振り返って見ます。
これが1944年6月22日の状況です。ノルマンディーに上陸され、ソ連の攻勢も始まっていました。
それから1年あまり、圧倒的な戦力差にもかかわらずドイツは戦いをあきらめず、新たな栄光を手にしました!
ドイツ軍はソ連を完全に押し返して、レニングラード、モスクワ、スターリングラードを攻め落したのです!
ドイツとソ連の戦力を比べてみます。下は1944年6月22日の陸上戦力表
ドイツの陸上兵力の合計が269に対してソ連のは564。ソ連はまさに巨人だったのです。これに戦いを挑んだのは間違いです。しかし動き出した戦いの歯車はどちらかが負けを認めるまで止まりません。しかしドイツに敗北の二文字はありません!戦い続けるのみ!
そして1945年7月11日の彼我戦力比
ソ連の陸上兵力が195に対して、ドイツが159。絶対的戦力でこそドイツは不利ですが、この1年で370ものソ連戦力を壊滅させました!
しかし問題は日本がイギリスに満州を占領されていることです!
ある意味、今戦っているソ連に渡らなかったのは好都合かと。日本もまだ領土を保っています。台湾はアメリカに占領されたようです。
こうして対ソ戦は順調ですが、西部戦線はがら空き状態です。しかし師団を作りたくても労働力が足りません。そこでドイツは再び
宇宙開発公団
を目指します。1年前はVロケットでしたが今回は違います。
ICBM
です。
まもなく堕落した西欧諸国に「神の鉄槌」が下ることになるでしょう。
次回に続く(リンク)
勝利の先には未来がある!
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順調な進撃おめでとう御座います、ICBMも37年完成ですかwしかもコスト安!?初期のロケットは40なのにな^^;
核の光で太陽をぜひヤンキー(東部野郎)どもとライミー(英国野郎)へ壁|_-)
あとスターリング戦で言ってた工場持っていくとは?工場等は転移できるのでしょうか?
しかもその時工業力150だし、資源生産低いし色々凄いですね。
以下自分(40年7月)
とりあえず空母2戦艦2巡戦2(旧式)合わせて23隻の主力艦隊と航空支援でイギリスに挑んだ所ぼろ負け、戦艦、空母だけで10隻以上持ってますし1.2隻沈めてもジリ貧でッ無理無理!!
空軍も数そのものが倍位違うため制空権0
とりあえず無理ですた。
再度やり直し、空母戦艦等は一緒で駆逐艦、潜水艦、輸送艦を航空機の代わりに生産、53隻の一撃離脱戦法で一瞬で上陸、撤退を繰り返してイギリス本土の制圧に成功b
驚いた事に陸兵力は戦車0歩兵15ほどで呆気なく占領、ただし上陸時に輸送艦5隻沈められ空母、戦艦それぞ大破、主力戦車3個師団沈没)`ε´( それでもほぼ完全勝利で良かったぜ。
同盟は日本とのみロンメルには『ロシアの銀狐』を名乗ってもらいます。
投稿: 某K | 2005/12/23 22:02
初めまして。
こちらのハーツ・オブ・アイアンⅡの攻略記事、とても楽しく拝読させてもらっています。
私も先頃、同作を購入したのですが、ひとつ困っていることがあります。
マニュアルを熟読し、ようやく操作勝手も分かってきたのですが、実は部隊の合流のやり方がどうしても分からないのです。マニュアルに複数の部隊がいる場合、合流ボタンが表示され、そのボタンを使用することで合流できるとありますが、肝心のボタンが出現しないのです。
結果として、部隊(艦隊)の再編成がうまくできず、困っているところです。
本来、初対面の方にこのような質問を書くことは失礼なことと思いますが、同作を取り上げており、なおかつ、お答えいただけるサイトはこちら以外に見当たらないため、どうかお願いいたします。
本当に失礼ですが、今日はこれで失礼します。
投稿: K.T | 2005/12/23 22:05
K.Tさん初めまして。
確かに合流はわかりにくいですね。
写真を付けたかったので新しい記事として書きました。それを参考してもらえればと思います。
下がリンクです。
http://takehana.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/__4c6d.html
投稿: 竹花 | 2005/12/23 22:52
某Kさん、いつもどうも。1944年から始めるとICBMの設計図がありました。
ヤンキーとライミーに是非とも核の光を浴びせてやりたいのですが、このICBMは通常弾のようです。それでもV-1とは威力の格段の差があります。
ソ連は工場疎開能力を持ってるようです…泣けてきます。
むむ!ゼーレーヴェ作戦が成功しましたが!素晴らしい!一瞬上陸って巧いですね。そういう方法がありましたか!バッキンガム宮殿にドイツの旗が掲げられるとは!
これで対ソ連侵攻を思う存分進められるわけですね!
私もソ連が片付けばなんとかエゲレスにも行きたいとは持っています!
投稿: 竹花 | 2005/12/23 23:08
お疲れ様でした。
二度目の正直でしたね。遂にヴォルガ河へ達しましたか。
海驢作戦は空挺部隊と高性能な輸送機が居ると楽ですよ。
後は、上陸部隊を英国艦隊と如何に接触させずに無事陸揚げするかですけど。
ちょいと質問ですが、東部戦線の戦力とバイタリティ数値はどうなってます?
最初から戦力が3/2になっていますし、ソ連軍とのぶつかり合いを続けているみたいなんでもうボロボロかなと思うのですが。(ドイツって最初の900近くある労働力を戦力補充に大幅に宛がうと直ぐに0になりますよね。わたしはそれをやって真っ白になった事があります)
投稿: taka | 2005/12/24 00:18
takaさんどうも。
ほぼすべて東部戦線に持っていってます(ルーマニア軍、ブルガリア軍、フィンランド軍を含めて)。イタリアに10個師団ぐらいだと思います。あとはブルガリア軍が5師団位。潜水艦も航空部隊も増やしてません(運用に石油を使うので)。部隊を増やさない代わりに原子炉を作ってみました。
バイタルというのは労働力の増加のことだと思うのですが、これは1.4くらいです。最初は1.34でした。農業を高めて人口増加の方向にもっていってます。
何度も0になっています。ほとんどの師団が定員の半分ぐらいだと思います。
これで答えになってますか?
投稿: 竹花 | 2005/12/24 00:55
お久しぶりです。
いろいろ試行錯誤の毎日が続いています(笑)
まずは空挺強襲。
アメリカでサハリンへの空挺を仕掛けて奪取しました。実はあそこはアメリカ領です(違)
もうひとつは「天皇陛下へのご挨拶」です(笑)硫黄島の決戦に勝利して東京上陸を敢行しました。今のところ列島は「日本州」となりました(笑)
ただ航空機の配備上限が4つなのが最初理解できずに、なぜ12機編隊組めないのか悩みました。スタックにしないといけないみたいですね・・・orz
Blogを解説しました。まだ公開はしていませんけど、ボルシェヴィキプレイで公開します(笑)粛清はせずに愛すべきトハチェフスキー元帥を前面に押し出して戦います(笑)ついでにジューコフ閣下も(笑)
しかし36ソ連・・・・・弱すぎる(笑)
ちなみにドイツシナリオは独ソ戦で見事に力尽きました(笑)モスクワのクレムリンの窓からあっかんべーしているグルジア野朗を拝むだけとなりました OTL 冬将軍・・じーざす
投稿: 誰が為に鐘は鳴る? | 2005/12/24 01:07
誰が為に鐘は鳴るさん、ご無沙汰です♪
サハリンがアメリカ領!そういえば今のドイツシナリオでも日本はサハリンをイギリスに取られてました(笑)
東京に焼夷弾ではなく落下傘が待ったわけですな!歴史が変っています(笑)。大陸戦が好きであまり空挺部隊は使わなかったのですが、そういえばシナリオでも4機ですね。なるほど。
ぜひブログが正式に開設されたら教えてください!トハチェフスキーのいる赤軍は強力ですね。できるなら書記長にしたいぐらいです。是非見たいですねえ!
私は独ソ戦を精神衛生面を考えて(爆)簡単モードでプレイしています。
いかんせん冬将軍は反則です。
投稿: 竹花 | 2005/12/24 01:25
1944年6月22日のソ連の労働力は1600(!)あります。対するドイツは850です。
1945年7月にソ連の労働力を見ると80くらいになってました。
おそらく西部に人口が集中しているのでそこを落とせばドイツにとって労働力拡大になりますし、ソ連にとっては労働力の純減になります。ソ連にダブルで影響を与えられると思います。
投稿: 竹花 | 2005/12/24 15:28