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2006/04/20

竹島問題について

竹島が日本と韓国、どちらの領土かという問題は微妙ですが、日本の打った手は面白いじゃないですか。

まず韓国側の反応

[読売新聞:2006年04月20日14時46分]:

 【ソウル=福島恭二】韓国海洋警察庁は20日、海洋調査を行う予定の海上保安庁の測量船が竹島(韓国名・独島)周辺海域に進入する場合を想定し、警備艇などによる大規模訓練を計画していることを明らかにした。

 天候不良の場合は延期されるという。

聯合ニュースによると、約20隻の警備艇とヘリコプター数機、哨戒機1機などが参加。竹島周辺の韓国側排他的経済水域(EEZ)で、警備艇2隻を日本の測量船に見立てて、進入前の警告や進入後の排除、停船、拿捕(だほ)などの訓練を行う。

韓国側の明らかな示威行為ですね。

日本の対応

竹島問題外務次官を韓国派遣へ([共同通信:2006年04月20日20時10分])
 政府は20日、海上保安庁による竹島(韓国名・独島)周辺海域の海洋調査計画について、同日にも予定していた調査開始を見合わせた上で、韓国側と外交的に円満な解決策を探るため谷内正太郎外務事務次官を21日にも韓国へ派遣する方向で検討に入った。同時に交渉中は調査に着手しない方針を決め、海上保安庁の測量船2隻は20日中は鳥取県境港市の境港沖合に待機を続けた。
 
護衛巡視船は同行せず=測量船2隻で調査海域へ-海保[時事通信:2006年04月20日06時10分]
 竹島周辺海域を含む排他的経済水域(EEZ)の海洋調査を計画している海上保安庁は19日、測量船2隻だけで調査海域に向かい、巡視船などは同行させない方針を固めた。韓国側の反発に配慮したものとみられる。
 海洋調査を行う測量船は、1990年、93年に完成した「明洋」(621トン)と「海洋」(605トン)。全長60メートルの中型船でディーゼルエンジンを2基搭載、最大38人が乗り組む。 
弱腰外交?じゃないと思います。かなり狡猾だと思います。
日本は丸腰で巡視船を出す、それなのに相手は少なくとも係争中である海域で拿捕しますか?国際的に見れば侵略者は韓国です。
しかも日本は特使まで派遣しています。
 
ここでの日本の出した条件もなかなか凄いです。
 
日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)周辺の海洋調査をめぐり、韓国政府が海底地形に関する国際会議で独自名称の提案を見送る代わりに調査を取りやめるとの日本側の妥協案について、韓国の宋旻淳・大統領統一外交安保政策室長は20日、受け入れない考えを示した。 [共同通信:2006年04月20日11時50分]
  
日本側は最初から調査する気だと見ていいんじゃないでしょうか。日本は平和的にことを進めたというアリバイ作りとも考えられます。
  
真珠湾攻撃と同じです。敵から仕掛けさせればこっちのものです。
  
もし攻撃ないし拿捕しなければ、ノムヒョン政府は言ったことも守れず、どつぼにはまることになります。
 
拿捕されても、拿捕されなくても、観測をすれば状況は日本に有利に運ぶでしょう。
 
ここでやめたら負けです。それがほんとの丸腰。小泉首相ならやると思います。
選挙も近いですから。
ともあれ、竹島問題は平和裏に解決されることを望みます。

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