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2006/07/09

韓国人はテポドンなんか怖くない

韓国人はテポドンが怖くないそうです。

タイトルも【ミサイル発射】「驚かない韓国人」に世界が驚いた。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2179286/detail

人間というのは本当に危機的な状況があると危機感が麻痺するらしいです。実際、ダムの近くに住む人より、ちょっと離れて住んでいる人の方が危機感を持っていると「文明崩壊」の下巻に書いてました。この件で納得です。

No_fear
外にいる方がよくわかるということの実例ですな。北朝鮮が今すぐにでも日本を狙うというのもありえません。が、経済制裁を加えればその危険性は高くなります。

しかしここは経済制裁です。テポドン2の発射実験は失敗に終わりました。ということは次は確実に成功させようとするはずです。何をどうしようとも北朝鮮は次を撃ちます。経済制裁しようが、安保理決議が採択されようが撃つでしょう。しかし北朝鮮の孤立化を促進できます。孤立化できれば対北朝鮮に対する軍事行動もやりやすくなるでしょう。(自衛隊も現行法で攻撃できないわけじゃないでしょうけどね…)

中国は安保理決議で拒否権を発動する可能性がありますが、それならこの状況を利用して中国を多少なりとも孤立化させるというのも一計ではないでしょうかね?日本にとって直近の脅威は北朝鮮ですが、潜在的な脅威は中国ですから。

中国と積極的に対決しろと言ってるのではありません。しかし北朝鮮を止められなければ中国と関係を強化することに戦略的な価値がないと思います。

北朝鮮にとって核と大陸間弾道ミサイルは、ロード・オブ・ザ・リングでいうところの世界を支配する指輪のようなものかもしれません。絶望の中の唯一の希望とでも言いますか。北朝鮮は太平洋戦争を始める前の日本の硬直化した戦略思考を再現しているようです。

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