父親たちの星条旗を観ました ★★★★☆
父親たちの星条旗を観ました。
戦闘シーンとかプライベートライアンに似ていますが、こちらの方が映画としては面白いと思います。戦場での視点というより、戦場で戦った兵士の回顧という形で話しが進んでいきます。
日本兵の描き方もウィンドトーカーズより良いでしょう(あまり出てこないということも含めて)。
話としては、あの有名な写真に(あれの動画もあることも映画を観ると分かります。そこがえらい)映っている兵士が硫黄島の英雄(実は最初に旗を挙げたのは違う兵士たち)として本国に帰って戦時債を国民に買ってもらうための広告塔として各地を回る中で硫黄島の戦いを回想していきます。回想というよりPTSDです。戦場で生き残った人間の苦悩です。特にネイティブアメリカン(あえてインディアンとは言いません)のアイラが酒に溺れてグダグダになってるあたり、アメリカの「アル中のインディアン」という一種人種差別的な偏見と融合してます。
プライベートライアンみたいに戦闘シーンが延々と続きません。なので観た後の疲労感はありません。
硫黄島の凄いなと思った写真(本編にこんな場面は出てきません)
この砂に埋まってる日本兵はアメリカ軍に救出される(捕虜となる)までの36時間、右に手に手榴弾を握ってたまま埋まってたそうです。
とにかくマイク、(プライベートライアンの狙撃手だった人(バリー・ペッパー))が良かったですよ。
ターミネーター2の敵役のロバート・パトリックとか、バンドオブブラザーズのコンプトンとか、「俺がハマーだ」のハマー役の人とか盛りだくさん。
これ観たら、「硫黄島からの手紙」を観なければと思いました。
ネタバレ:
アイラの戦後の悲惨な感じが実はこの映画の肝かも。戦争が終わった後も人生は続くんだなぁと思いました。バンド・オブ・ブラザーズに似ています。あれに生き残った兵士は勇気がなかったヤツだみたいなことを言って泣いてる従軍兵のインタビューがありました。それに対する答えもあったのではないかと。俺は英雄じゃない、本当の英雄はマイクだとアイラが言うと、同行していた大尉(うる覚え)がマイクが生きていたら同じことを言っただろうと慰めました。
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