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2006/12/26

EU2 イングランド王の野望(目指せブリタニア帝国) 第5回:戦乱の日々

前回、我がイングランドは悲願であったフランスの属国化を成功させ、1449年4月25日、我が国は北側の脅威を排除すべくスコットランドに宣戦布告しました。 (リンク

当然、無謀な戦いはしません。策はあります。南下してくるスコットランド軍はそのままにして、イングランド軍は北方に艦隊で回り込んで上陸し、スコットランドの首都を攻略します。

Scotland_edit
クリックで画面は大きくなります。
(水色がイングランド軍の予定進路です)

イングランド軍はがら空きになったスコットランドのほぼ全域の占領に成功します。そして1452年2月10日、スコットランドが50ダカット賠償金とグランピアンとストラスクライドの割譲で和平を求めてきたので受け入れます(属国化できませんでした)。

1542年のイングランドの領土:
1452_scotland
赤いのがイングランドの領土、青いのがスコットランド領です。

あとはフランスを属国として維持しつつ、台頭するヨーロッパ諸国から袋叩きに合わないように良好な関係の構築を目指します。

そんな矢先の1452年9月9日、我が属国フランスがこともあろうに我が属国であるブルターニュに宣戦布告しました。しかもフランスは我が国に同盟国としての援助まで求めてきました。

なにしてくれんのよ、フランス!

ここでフランスの要請を拒否して同盟関係がなくなるのは危険です。やむなく1452年9月11日、イングランドはブルターニュに宣戦布告しました。安定度が3ポイント低下しました。これは痛い。

開戦間もない1452年10月18日の状況:
1452_europe_edt
フランスは敵国(黄色い丸)に囲まれています。ブルターニュがブルゴーニュなどと同盟を結んでいたためです。イングランドとしてはスコットランドを叩いておいて良かったです。

そして4年近く戦い、最終的にブルゴーニュからオルレアン、フレンチコンテ、ピエモントをフランスに割譲する条件での停戦要請が入ったので受諾しました。

開戦時のフランスの領土
1452_france_poli
青いプロヴィンスがフランスの領土です。

1456年ブルゴーニュとの戦争終結時のフランスの領土
1456_france_edit
黄色い丸が拡大できた領土です。フランスがある程度大きくなることはイングランドにとっても収入が増えるだけでなく、スペイン(カスティリヤ&アラゴン)やオーストリアなどからの攻撃を防ぐ防波堤になってくれるので好都合です。

今度は1460年7月2日にポルトガルがフランスに宣戦布告。フランスはイングランドにポルトガルに宣戦布告するように求めます(アルトワもミーズもフランス側にたって参戦(※ミーズはイングランドがアイルランドに持っていた領土を属国として独立させた国です))。
War_with_portugal
イングランドはこの戦争を静観します。そうしたらポルトガル側にカスティリヤやアラゴン、ハノーファーまで加わります。どうしたものか。イングランドも宣戦布告するべきか。

そうしていたら7月18日にミーズに対してスコットランドとエール(アイルランド)が宣戦布告。イングランドは宿敵スコットランドに宣戦布告します。

翌年1461年7月1日、フランスはカスティリヤに78ダカットを支払って講和。イングランドもフランスを助けるべきだったか。

イングランドはスコットランドに勝利して1462年1月12日、184ダカットの賠償金で講和に応じました。

イングランドとしてはカスティリヤと良好な関係を保ち、ブルターニュを包囲する外交を展開しなければなりません。史実では1588年にイングランドはスペインとアルマダの海戦を行うのですが、できれば避けたいのです。またイングランドの国力ではスペインを攻め込むのは無理です(もしもフランスが参戦を拒否したら最悪の状況になるので)。

カスティリヤとの婚姻が成功したあとの1467年1月1日のイングランドを取り巻く状況
1467_01_01
これでブルターニュを包囲できました。

1475年5月16日、フランスがブルターニュに宣戦布告します。イングランドもこれに加わります。そして7月2日はエールがミーズに宣戦布告してきました。イングランドとフランスもエールに対して宣戦布告します。

1475_07_14_edit
上の赤丸がエール、下の赤丸がブルターニュ。ニ正面戦争でもスペインや他の強国と婚姻関係を結んでいるので問題なし。

1476年2月22日にブルターニュが6ダカットの賠償金を条件とする停戦を申し出てきたのでイングランドは同意し、全軍をアイルランドに集中させます。そして1477年6月3日、エールを降してイングランドの属国としました。

それから約10年後、1488年10月6日、フランスのシャルルとブルターニュのアンが結婚してブルターニュがフランスの属国となりました。これはめでたい!

これでフランス本土はほぼイングランドの勢力下に入りました。

しかし安心はできません。これからヨーロッパを二分する宗教改革が始まるのです(その前にオーストリアとの戦いになるのですが)。

次回に続きます。(リンク

日本もプレイできないことはありません。

楽天だともっと安い店もあるかも。

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コメント

まいど!じろうです
小生も、誘われるがようにこのゲームを買いましたが、勝ち方が全く解りません。
今は、めっちゃゴルフに、はまっています。
ヨーロッパユニバーサリス3も
購入予定です

じろうさん、まいど!

誘って申し訳ありません。こういうゲームは冷戦後の多極化した状況を考える戦略的思考を鍛えるのに良いと思います(言い訳です)。

EU2の勝ち方ですが、拙者もよくはわかっていませんが、勝利ポイントが何よりも重要です。戦闘に勝てれば段々と勝利ポイントが上がっていきます。あと婚姻を結んだりしても勝利ポイントは上がっていきます。プロヴィンスを属国として独立させても勝利ポイントが増えます。

内政を怠ると大変です。

国によっては勝つのが無理なのもあると思います。イングランドは比較的簡単です。

戦争を終わらせるには勝っていても負けていても、交渉しかありません(あるいは相手からの和平提案を受け入れる)。全面勝利より短期戦による部分勝利が有効だと思います。敵の首都を陥落させないとなかなか停戦に応じないようです。

EU3も出るようですね!信長と同じでいろいろ趣向を変えてくるんじゃないかと思うので両方買って損はないと思いますよ~。

ゴルフとか全然できません。Wiiのとか面白そうです。教えてください。

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