EU2 イングランド王の野望(目指せブリタニア帝国) 第7回:どうすんの俺!
前回、我がイングランドは宗教改革が起こるのを危惧している矢先、オーストリアから二度にわたる宣戦布告を受けるも、二度とも勝利して領土を拡大できました。そして宗教革命が起こりました(リンク)。
宗教革命イベントが起こるとこんな画面が出てきます。
クリックで拡大できます。これは1522年に起こっています。1517年に起こるとは限りません。プロテスタントに国教を変更すると税収が上がり、一度きりですが各プロヴィンスのカトリック教会から没収した資産(25ダカット)が得られます。あと入植者の生産数もカトリックより多くなります。
1536年10月2日、ブルターニュがまたもブルボネに宣戦布告し、ミーズとアルトワが同盟を遵守してブルターニュ側に立って参戦します。
状況を図示するとこうなります(1536年7月23日):
黄い丸がブルターニュ連合、ピンクの丸がブルボネです。
1528年10月12日、ブルターニュがブルボネを併合しました。
しかしその前に1527年7月27日、ロレーヌがアルトワに宣戦布告します。ミーズとブルターニュもロレーヌに宣戦布告します。8月3日にはイングランドもローレヌに宣戦布告し、フランスもそれに続きます。1529年10月16日、ロレーヌは完膚なきまで叩きのめされ、ロレーヌに併合されます。
1530年1月7日時点の勢力図
黄色い丸が今回アルトワが併合したロレーヌ。緑枠がイングランドの勢力圏。
それからわずか10日後の1527年10月25日、ミーズがエールに宣戦布告します。ブルターニュとアルトワも宣戦布告します。頼むから属国どうして戦うのはやめてくれ。
1530年11月24日、エールはミーズに95ダカットの賠償金を支払って講和。
その間にイングランドは1つの選択に迫られました。海軍省(Admiralty:海軍の創設)です。イングランドは陸軍国を目指すのか海軍国を目指すのか選択を迫られます。
陸軍を常備軍として創設した場合:
首都のアングリアに徴兵所ができ、陸軍技術が進みます。ただしアングリアの税収入が下がります。
史実どおり海軍の創設を選択した場合:
この場合、首都のアングリアに海軍造船所と貿易センターができ、海軍技術が進みますが、アングリアの税収入が下がります。
将来的には新大陸アメリカを目指したいので海軍力は重要です。さらに貿易センターがあると収入が増えます。
ここは海軍の創設を選択します。
1534年1月11日、運命の日が来ました。国王至上法(Acts of Sprememacy)です!これを可決するとイングランド国教会が誕生し(国教がプロテスタントとなり)、ローマ法王を頂点とするカトリック教会と決別することになります。
この法案を可決した場合の利点と欠点
利点:国庫に250ダカットの臨時収入。中央集権化が1上昇。
欠点:リトアニアとの婚姻関係解消し、関係が150低下。安定度も2低下。
逆にこの法案を可決しなかった場合、
利点:安定度が1上昇し、スペインとの関係が100改善されます。
欠点:(書いてませんが)入植者の生産が少なくなります。
史実的には国王至上法が施行されて、イングランドはプロテスタントになるのですが、
赤い丸がプロテスタントで他はカトリック。イングランドでもプロテスタントは唯一1つのプロヴィンスのみ。反乱リスクを抑え、スペインとの戦いを避けるため、ここは歴史と違う選択をします。
カトリック万歳!
1540年11月18日、ジャン・カルヴァン登場
これで改革派に改宗するプロヴィンスが出てきてさらにヨーロッパは宗教的に分断され混乱します。
1545年、イングランドのコーンウォールに冒険商人が現れます。
コーンウォールに産物工場が誕生し、商人が5人増え、探検家(航海士)が登場しました。これでイングランドも大西洋の大海原に乗り出すことができます!
それから2年後、大戦争が勃発します。
1547年7月13日、イタリア北部のジェノヴァがモデナに宣戦布告します。これを受けジェノヴァの同盟国であるドイツのブランデンブルクがモデナに宣戦布告します。ポルトガルも同盟を遵守してモデナに宣戦布告します。一方、モデナの同盟国であるクロアチアとリトアニア、そしてプファルツもジェノヴァ連合に宣戦布告します。
そしてイングランドが新たに同盟を結んだドイツのザクセンがこれを好機と、8月24日にブランデンブルクに宣戦布告します。これを受けてイングランドとフランス、スコットランド(同盟国になりました)もブランデンブルクに宣戦布告し、イングランド連合VSジェノヴァ連合VSモデナ連合の戦いの火蓋が切って落とされました。
状況を図示するとこうなります:
黄色がイングランド連合、水色がジェノヴァ連合、赤がモデナ連合です。
ヨーロッパをまたぐ大戦争です。フランスの格言にある「敵の敵は味方」のようにモデナ連合とイングランド連合がジェノヴァに対して事実上共闘しています。
イングランドが狙うのは現在ポルトガル領となっているネーデルラント(現オランダ)です。
そこでイングランドは1548年8月4日にブランデンブルクを下して、44ダカットの賠償金で早期講和します。
そしてポルトガル艦隊を撃破した後、ネーデルラントを攻略して1550年1月23日、ポルトガルがネーデルラントを割譲するとの条件で講和を求めてきたので受諾します。そして最後に同盟の盟主ジェノヴァから賠償金30ダカットを得ることで戦争を終結しました。
1550年の状況
イングランドは黄色い丸(ネーデルラント)を新たな領土としました。赤い丸は旧ハンガリーでオーストリアが併合して大きくなっちゃいました。オーストリアよ
お前はマギー審司か
1550年の宗教分布図
黄色がイングランドの勢力圏、その中の水色が改革派、赤がプロテスタントです。他の地域の青なっているプロヴィンスはプロテスタントと改革派です。
このまだら模様の国をどう治めるべきか。どうすんの俺!
次回に続きます。
歴史を決めるのは君だ!
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