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2007/03/13

FLAG 第13話にやられました。

最終回は衝撃的です。こんな終わり方があったとは。

ネタバレになるので読まない方がイイですよ。以下、見た人のための感想です。

Flag
これって監督?

シーダック隊の活動を取材していた主人公の白州冴子が国連の都合で暗殺されちゃいましたよ。やられた~。しかも死んだシーンは一切無し。

最初見たとき、死んだのかどうかよくわかりませんでした。見ながら「あー死んでた」とわかるこの作り方は面白い。

本人の視点で描いているから、死んだらそこまでなんですな。だから本人の死体とか映像として見れるはずがありません。日常的な状況に突然爆発が起こって死ぬのも、斬新です。この無慈悲さ加減、視聴者に媚びない姿勢がいいですよ。

そして最後のこのシリーズ全体が、白州から取材データ(国連が消し去ろうとしたデータ)を貰った赤木によって編集されたドキュメントだった、というオチ。つまり死んだジャーナリストの足跡を見ていたということですね。

かなりの大人設定です。

最後を見て、なんでこんなに赤木が知ったかのように(しかし断定しない口調で)、ベラベラ喋るのかということにも、これで納得いきました。

死んだけど記録は永遠に残るみたいな、綺麗な終わり方でした。ちっとも状況が好転しない世界だけど、小さな前進の種を残したみたいなね。

コンプリートBOXを発売してください。買います。

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コメント

こんなアニメがあった事は知らなかった。見たいがどうやってみようかな。

燃焼豚さん、どうも
もう10年前の作品で、今ならアマゾンプライムで見られます。

教えてもらいありがとうございます。

燃焼豚さん、どうも
いえいえ、どういたしまして。

フラッグは僕にとっては名作中の名作ですが学校でフラッグ知ってる人は誰一人いないしそもそも今の時代は派手な戦闘が流行だからこういった静かで緊迫感のある社会派なアニメは受け入れられないと思うと悲しいです。

派手なのも好きですがフラッグ見たいなのも増えて欲しいです。

ローランさん、どうも
確かに隠れた名作だと思います。戦闘シーンは地味ですが激しくリアルですね。

元々オンライン配信の先駆けみたいなものですから、知ってる人がいないのもしたかないでしょう。面白さを知ってしまった人は幸運です。
特に戦闘中の会話の内容(用語)が理解できないと緊迫感が伝わりづらいかもしれません。

劇場版パトレイバーI&IIもなかなかです(FLAGよりもさらに古いですが)。

ついにTV、OVA劇場1、2見ました!
劇場版1、2共に良かったですが、2は柘植に魅力を感じられないのと南雲さんとの関係は蛇足だったかなと
OVAの甲斐みたいにやってる事は間違ってるけどついて行きたくなるような格好良さが無かったのでちょっと残念でした。
ただPKOなど当時の問題を押井独自の思想で描かれていて面白かったですしバッチシステムへのハッキングの件など見てる側も息を飲まされる緊迫感は凄いですね。冒頭の篠原重工の試験での様子やヘリの展開などのメカ描写も物凄く良かったです。
が何よりヒロミちゃんが凄い!

フラッグもパトレイバーも戦闘からの緊迫感を伝えるのがうまいですね。

ローランさん、お疲れ様です
爆装したF-2が勝手に三沢を飛び立ち南下するシーンの緊迫感は凄いです。何度見ても面白いです。「空母いぶき」の映画もこういう冷徹な緊迫したものになればいいと思います。

柘植は倒すべき敵ではあるのですが、本当の敵は柘植も敵と認識した「危機感を持たず、事なかれ主義の社会(特に柘植の謀略に乗せられて事態を悪化させていく警察上層部)」に見えるので、確かに柘植は敵として希薄な存在になってますね。悪い人間というより平和主義の犠牲者みたいに見えます。

人狼という映画を見ると柘植と南雲が最後に手を絡めるシーンもなんとなくわかる気がします。

ヒロミちゃんは心優しいターミネーターです。


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