2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

« こんなとこ行ってません?大和ミュージアム&潜水艦 (その2) | トップページ | こんなとこ行ってません?新宿御苑 »

2007/04/28

こんなとこ行ってません?大和ミュージアム&潜水艦 (その3)

前回は「てつのくじら館」でしたが(リンク)、ついに大和ミュージアムですよ!

基本的コンセプトとしては「大日本帝国海軍万歳!」ではなく、「技術大国日本万歳!」という気がします。しかし海軍関連の資料がないわけでなく、かなり多いです。肉眼で見れることに意義があります。

外には
Dscn0427
戦艦陸奥の舵とスクリュー。でかいですよ!

そして
Dscn0428
46サンチ砲!ガイドの人の話ではこの主砲を鋳造するために深い井戸を掘ったそうな。ミュージアムには、いろいろと解説してくれるサービスがあります。あらかじめスケジュールを確認しておくといいかも。

大艦巨砲主義!
Dscn0429
サンフランシスコは火の海だ!

アンカーとフェアリング
Dscn0430

旗竿
Dscn0431

艦内じゃない館内に入ります。

呉が海軍基地になる歴史が展示されています。

お宝発見
Dscn0436 
海軍元帥、東郷平八郎閣下の懐中時計である!

いろいろとビデオがありますよ~。

歴代軍艦のスケールモデルもあって面白いですよ。

大和の設計図
Dscn0440

Dscn0438
大和に使われたビス止め工具

Dscn0439
大和で使われた溶接工具

なぜこんなの工具が面白いのか?

これを読んだからです。大和という超巨大戦艦がどうやって建造されたかが書かれています。大和は溶接ではなくビス止めなんですよ!

設計ではなく実際に完成させた人が
Dscn0487
西島亮二という人。戦後の造船に大きな影響を与えた人です。

金剛に搭載されていた石炭ボイラー。でかいですね。
Dscn0435
最初の計画ではディーゼルエンジンとタービンを2基ずつ搭載する予定だったのですが、最終的には4基ともタービンになりました。

大和の装甲厚
Dscn0486
特殊鋼を使っていたそうです。厚さも場所によって違います。船体を輪切りにして主砲がが横を向いています。

150センチ探照灯に使われていた反射鏡の予備
Dscn0488
戦後は実験用太陽炉の集光器として使われたそうな。脅威のテクノロジー。

そして大和です
Dscn0442

大和です。
Dscn0433

パノラマ大和です
Panorama4_cropped_1
クリックすると大きくなります(ダウンロードして見ると大きさが実感できます)

後ろから大和です。
Dscn0441
下からのアングル

他にも展示物はあります(説明は他のサイトを参考にしています)
Dscn0454
九十五式魚雷。こんなに大きいとは。

魚雷といえば
Dscn0452
深度機

ジャイロスコープ
Dscn0450
これは良いものだ。

特殊潜航艇「海龍」
Dscn0458
特攻用だそうです。

零戦六十二型
Dscn0455
これも主に特攻用に使われたとか。

ゼロ戦の機関砲
Dscn0457

栄エンジン!
Dscn0456

そして石坂浩二がアメリカから奪い返した「長門」の軍艦旗!
Dscn0490
よくやった!

意外と穴場は大和波止場
Dscn0461
ミュージアムのボランティアスタッフのおじさんに教えてもらいました。これは大和前甲板の原寸大になっています。先が艦首。丸いのが主砲。木の床は甲板です。

タンカーが建造されています。このタンカーのある辺りで実際の大和も建造されたそうな。

あとこの日、4月20日、海自の艦船が呉に集まっていると教えてもらったので見てきました。一番近くで見れるのは「アレイからすこじま」ということでここまで行きました。

なんだかたくさんあるじゃないですか!
Dscn0464
音響測定艦はりま

Dscn0468
潜水艦とか

Dscn0470
「アレイからすこじま」にあったセブンイレブンで買った「スカール」マンゴー味。
広島飲料業界の秘密兵器か?

同じセブンイレブンで買ったもの
Dscn0496
やまと&潜水艦ようかん!これミュージアムショップでは売ってませんでした。

これってイージスなんでしょうか?
Dscn0474
2隻もあるよ~。

締めはビデオということで。

「yamato.wmv」をダウンロード

匠の技ですな。

宇宙戦艦ヤマトとかもありました…

呉が空襲を受けたときの話をガイドの人がしてくれましたが、壮絶でした。呉一帯は軍事工場だったですからね。

あとミュージアム内のビデオで大和の生き残りの水兵の証言を見ました。大和が沈むときに半径200Mぐらいの渦ができたそうです。そして海中に没した大和の火薬庫が爆破して、海面が40m(400mだったかも)盛り上がったとか。

戦艦の話ならこれも面白いです。

« こんなとこ行ってません?大和ミュージアム&潜水艦 (その2) | トップページ | こんなとこ行ってません?新宿御苑 »

旅行・地域」カテゴリの記事

戦争・軍事関連」カテゴリの記事

コメント

 そうえば日立金属という会社が世界最強の特殊鋼SLD-MAGICを開発して日刊工業新聞社の「日本力賞」を受賞したのを知りました。
 このような材料が当時あればさらに強力な兵器が製造できたかもしれませんね。

国魂さん、どうも

そうですね!金型に有効な金属のようですね。量産というのも一つの強みになるので、日本の兵器開発にも、違った展開があったかもしれませんね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« こんなとこ行ってません?大和ミュージアム&潜水艦 (その2) | トップページ | こんなとこ行ってません?新宿御苑 »

記事検索できます

最近のトラックバック

フォト