北京の水危機
昨日、NHKで中国・北京の水危機を特集していましたが(激流中国 北京の水を確保せよ ~しのびよる水危機~ )、無理がありますなあ。(6月12日の深夜に再放送があります。)
周辺部も含めて中国北部は水が少ないから、近隣地域にダム作ってそれで賄おう(ダムのある地域の人はその水が使えない)というのは結果的に非効率でしょう。
北京オリンピックじゃなくて上海オリンピックとか、もっと利水の良いところでやった方が良かったのでは?環境破壊です。
北京オリンピックを成功させるために水を北京に回すというのは、それは愛国的で良いとは思いますが、では北京オリンピックが終わったらその水は戻ってくるのでしょうか?
英語のライバルって川が語源のはず。まさに我田引水。水の恨みは恐ろしい。
揚子江から北京に水を持ってくる水路を建設しているらしいですが、隋は大運河を建設あするために民衆を徴発して苦しめて、国が倒れたとか(リンク)。
隋の次の唐はこの大運河のおかげで繁栄したそうです。
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水もないし電気も止まりそうだし。古来から治世イコール治水のはずなんですが。
投稿: baldhatter | 2007/06/11 23:10
>古来から治世イコール治水のはずなんですが。
マルクスの唯物史観のせいなんでしょうか、そういう根本的な原理を忘れてしまったのですね。ということは歴史は繰り返すと。
投稿: 竹花です。 | 2007/06/12 00:05