アルカイーダに復讐を誓うイラク人
世界日報社のサイトからの引用
アルカイダ系組織が犯行声明
【カイロ15日鈴木眞吉】イラク西部アンバル州ラマディで13日午後暗殺されたイスラム教スンニ派部族指導者アブドルサッタール・アブリシャ氏の葬儀が十四日、当地で行われ、関係者数千人が集まって、犯行を認めたアルカイダ系スンニ派武装組織「イラク・イスラム国」に対し、復讐を誓った。アブリシャ氏はイラク政府軍と同国駐留米軍に協力しながら対国際テロ組織アルカイダ戦を戦ってきた。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(電子版)によると、暗殺されたアブリシャ氏の兄弟で、故人が結成し責任者だった地元部族組織「アンバル救済評議会」の後継者に選出されたシェイク・アフメド・アブリシャ氏は、「我々はアルカイダを非難し、戦いを続け、兄弟の死に対する復讐をする」と誓った。シェイク・アフメド・アブリシャ氏はアブドルサッタール・アブリシャ氏が暗殺された数時間後に、同組織の責任者に選出されている。
葬儀参加者は、「アルカイダに復讐!復讐!」と唱和、また「アルカイダは神の敵」と繰り返し、「我々はアンバル州を以前以上に支える。アブリシャは国家的英雄だ!」などと叫んだ。
アメリカ軍のイラク駐留が悪いというのは確かにそうです。良いことではありません。しかし今アメリカ軍が撤退すると完全に内戦に陥るおそれがあります。アメリカ軍の早期撤退を求める人は、これ以上イラクの内戦をエスカレートさせて、イラクを見殺しにするのかと問いたいです。
アメリカ軍ではなくイラク人によって治安を回復するのが一番です。それが主権国家というものです。アルカイーダはそうしたイラクの自立を妨害しようというのですから、普通じゃないです。
民主党は給油がイラクの軍事作戦にも使われていると怒ってますが、どうやったらイラクの治安回復が進むのか現実性のある(これ重要)対案と出せと言いたいです。
« 爆笑問題 ニッポンの教養:宇宙は爆発だ! | トップページ | イギリスの寿司メニュー »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- スーパー堤防は不要か?(2012.01.27)
- 防衛相に田中直紀氏(2012.01.13)
- 金正恩が乗ってる戦車は「軽戦車」(2012.01.09)
- 日本には真似できない中国の為替操作術(2012.01.01)
- 仙石「 消費税15%増税しないと、5年で日本が崩れるけど、それでもいいの?」(2011.12.29)
イラク内戦は、クルディスタン建国フラグですね。
投稿: チバシティ | 2007/09/18 20:37
チバシティさんどうも♪
>イラク内戦は、クルディスタン建国フラグですね。
アメリカ軍占領で完全に現実化したことですね。イラクもユーゴスラヴィアの時のように分離独立もひとつの解決策だと思います。
投稿: 竹花です。 | 2007/09/19 00:13