ブレードランナー ワークプリントの解説が面白い!
ブレードランナーアルティメット・コレクターズ・エディションのワークプリントは最高です。
このパッケージではファイナルカットとワークプリントだけが1枚のDVDになっています。他の3つは1枚に収められています。
ワークプリントはディレクターズカットやファイナルカットにかなり近いことがわかります。
変更を指示した人間を恨みます。
ワークプリントのオープニングも良いですね。2016年版の辞書の「レプリカント」という項目が画面に映し出されます。劇中で英語でレプリカントをSkin Jobと言ってますが、これがレプリカントと同義語になっています。ロボットは古語、アンドロイドは死語です(笑)。
ワークプリント版の解説はまさにブレードランナー講座です。トリビア満載。
ハリソン・フォードとかルトガー・ハウワーとかが意見を出してああいう形になったそうです。ハリソン・フォードが演じてないシーンもありました。知らなかった。
中国人技師の冷蔵室でレオンが遊んでる目は羊の目だとか。ぎょえええ。
2つで十分ですよも、映ってました。あれがエビか?
デッカードがゾラを殺したあと、ソレを見ていたレオンがつぶやいていると解説されてました。確かに口が動いてます。
ワークプリントにも1箇所だけ、ロイが死んだあとに劇場版の全然違うデッカードのナレーションが入ってます。なんでこれを使わなかったの!
ワークプリントとファイナルカットの変更点なんか説明してました。実際には100箇所ぐらいあるそうです。
解説の字幕で気がついたこと
アニモイド・ロウを訳せは「アンドロイド動物通り」
カジ・ミリタリーとは「軍隊に近い」という意味
ちょっと余談:
レオンがVKを受けるシーンで「カメ」の会話は日本語字幕と英語が微妙に違います。
英語で聞くと、
ホールデンが質問の中で、トータス(tortoise:リクガメ)が砂漠にいてと言ったときに、レオンがトータスを知らなくて、タートル(turtle:カメ)と同じだとホールデンが答えてます。するとレオンがもちろん知ってると答えます。
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