クルセイダーキングスの拡張パック「DEUS VULT」がオンライン発売されています。
これは中世中~後期のヨーロッパ世界がイスラム世界に反撃を開始する時代のシュミレーションです。1066年から始められます。1066年といえばノルマンディー公ウィリアム(ギョーム)1世がイングランドを征服した年です。ゲームは1453年(コンスタンチノープル陥落)まで続きます。
このゲームの肝は国王と諸侯の関係が再現されていることです。
日本で言えば大名と武将の関係です。
国王がすべての領土を統治するのはほぼ不可能で、諸侯(公爵・伯爵)に領土を与えて統治させて、いざというときには軍勢を編成するように国王が依頼します。しかし諸侯は自分で軍勢を編成できるので、時に独立宣言とかします。
諸侯と良好な関係を維持しつつ、隣国と戦ったり、同盟したりしながら、教皇の「十字軍宣言」に呼応して、イスラム諸国に戦いを挑みます。
なんとなくイングランドのウィリアムでプレイしてみました。
プレイ開始から数年後に大規模な内戦に見舞われます。
1071年、ノーザンプトン公とランカスター公がイングランド王に宣戦布告!
ふざけるな!この慈悲深いイングランド王に逆らう者は皆殺しにしてやる!
イングランド諸侯の軍勢を総動員して、不義の輩をけちらしてやりました。
内戦を平定した直後のイングランド
赤い旗がイングランド軍です。中央の白いのはウェールズ地域。まだイングランドに併合されていません。
1075年、教皇が十字軍宣言
この状況でですか?
そうした中、ウェールズ諸侯がイングランド王の臣下になりたいと懇願してきました。

我がイングランド王国の臣下になりたいとな!よかろう!
1076年、統一されたイングランド

濃い緑が直轄領。薄い緑が諸侯の所領。
直轄領が多くても収入が上がらず、下手すると赤字になります。よって宮廷の人間に与えて統治させてますが、こちらがたまに欲をかいて独立を宣言します。人心掌握は難しいですなぁ。
教皇曰く、十字軍に加われば罪が購われるとのこと。
とにかく十字軍に加われってことですね。宗教の勧誘みたいですね。
領土拡張のためにやってやろうじゃないの!
って意気込んでイングランドから中東まで膨大な借金をして中東まで攻め込んだものの、
借金が返済できず、国内は不安定化して、このゲームは放棄します!
だがそんなにリアルな作りにしろと?
(あとテンプル騎士団を作るから領土をよこせとか教皇に言われました。教皇はヤクザです)
再度、イングランド統一時からやり直しです。
もたもたしていたら、南イタリア諸侯がイングランド国王の臣下になりたいと申し出てきました。おおおお!南イタリアの軍勢を利用できます。
どこに攻める?シチリアだ!
なぜシチリア?軍勢が海を渡るには費用がかかりますが、シチリアだとそれが安くてすみます。
1077年、イスラム教徒からシチリアを奪還!
すごい飛び地です。パレルモは文化豊かです。
次の戦いに備えて軍資金を供えていたら、1087年、フランスが宣戦布告してきました。
なんじゃこりゃ~。
ここで終了。睡眠不足で力尽きました。
テクノロジーとか全然高くないので完全に力任せのゲームでした。テクノロジーに似合った戦い方をしなければ。
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