爆笑問題 ニッポンの教養:伊勢崎賢治
この人は自称「紛争屋」の紛争解決請負人だそうです。
「原体験」として実際に紛争当事者と協議して武装解除とかしてるだけあって話もリアルです。憲法第9条を支持しながら、紛争地域への武力介入なしに和平はありえないという考えには賛同します。
ただ一番凄いのは爆笑問題の太田を自分のペースに引き込んだことだと思います。この相手の全面的に容認してから話を構築していく手法は平伏しました。
アメリカの交渉術なんかより、伊勢崎賢治という人自身が研究されるべきだと思います。
シエラレオネの紛争解決で5万人から50万人を殺した戦争犯罪人を和平のために副首相に据えたのは倫理的に疑問があるみたいな話をしてました。しかしこれをしなかったら内戦は続いてたんじゃないでしょうか。正義を取れば人が死に、実を取れば正義が引っ込む。
セクシーを連発していたと爆笑問題は言ってましたが、最初に言ったのは太田じゃないかと思います。これも話のテクニックなのだと思います。
太田が言っていた「第9条には恍惚感がある」というのには拍手です。
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