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2008/08/16

NHKスペシャル「果てなき消耗戦 証言記録 レイテ決戦」

レイテの話はNHKで何度もやってますが、いつも思うのはなにやってんだ日本軍。

撤退した大隊長の話は前にもやってたと思うのですが、結局その後、上官の命令で大隊長は1人で突撃して、撤退させた部下も別の少尉が率いて斬りこんだとか。

日本軍は補給なくて現地フィリピン人から食料を徴用したそうですが、今度は現地人ゲリラによって掃討されたとか言ってました。

これが「大東亜共栄圏」のなれの果てですよ。

「生存圏」獲得のためにソ連に攻め込んだドイツ軍もスターリングラードで似たような撤退を許さない徹底抗戦を命じられたりしているので、まあどこも似たり寄ったりだなと。

たぶんナポレオンの言葉です:

悪い兵士などいない、悪い指揮官がいるだけである

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コメント

情勢分析などほぼ皆無という状態で精神論だけをかざして兵士を死地に追いやった旧日本軍...

現在の企業にも政府にも、それとほとんど変わらない精神構造を感じることがしばしばありますね。「一億総懺悔」で済ませてしまったばっかりに、あれほどの犠牲から日本が学んだことの、なんと少なかったことか。

baldhatterさん、どうも

敵味方ともに前線の将兵はよく戦ったと思います。まさに英霊です。

開戦前の状況分析の段階から、勝てない情報分析は御前会議に出せないような「空気」があったそうです。

東条英機は、日米開戦を「清水の舞台から飛び降りた」と形容しましたが、実際は「清水の舞台」というより「死刑台」だと思います。

一億玉砕も一億総懺悔もなんだか思考停止状態ですよね。

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