アメリカ下院が公的資金投入を否決:日本から学んでないのか
アメリカの下院が公的資金投入を否決しました。
【ワシントン29日共同】米下院本会議は29日、最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金で不良資産を買い取る制度を柱とした、金融危機に対応するための緊急経済安定化法案を反対228、賛成205の反対多数で否決した。11月の大統領・議会選挙を控え、国民の支持が少ない巨額公的資金による金融機関救済に強い批判が示された格好だ。
かくいう私も拓銀が潰れた時は公的資金投入には反対でしたが、結果信用収縮が起こって失われた10年になりました。
人間は先が読めないというケインズは正しいのです。銀行や証券会社が潰れただけでも、日本経済が崩壊とかいう話になり、恐怖がマインドを支配します。これを恐慌というらしいです。今は税金は公共事業ではなく、公的資金投入の方が経済的に効果があると思います。
ただ下院なので上院で再可決されれば有効です(アメリカは上院が優越)。日本も人の振り見て我が振り直せで、ねじれで補正予算が通らないと同じようになっちゃいます。日本経済がどうなるか民主党次第ですな。
為替乱高下してますなあ。6万円近く損してたFXが一気に解消されました。
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