リーマンブラザーズが破綻ですよ(そしてライブドアが残った)
リーマンブラザーズ本体の破綻を受けて、日本法人も民事再生法の適用を申請するのだとか(ロイター)。日本での預かり資産が1兆2000億円、負債は3兆円だとか。日本のGDPが500兆円強なのでこれはかなりの金額です。
ライブドアのニッポン放送株の時の資金調達に手を貸したのリーマンブラザース。
人民新聞のリーマンが儲けて、割を食ったのはホリエモンという記事にこんな文章がありました。
リーマン社は堀江社長からの借り株も売却できることから、証券市場では「あらかじめ借り株を市場で高値で売って儲けを確定し、株価が下がった後に転換した株を堀江社長に返すのではないか」との見方も根強い。「リーマン社には八〇〇億円のCB引き受けで数百億円の利益が出る」との声もある。
先の榊原氏(元大蔵省財務官の榊原英資)は「これは戦争。厳しいアメリカ型資本主義の論理で、リーマンはそこのプロ。そこに(ライブドアは)してやられた」と、「格の違い」を強調している。
実際、ライブドアの株価が下げ止まらない。同社はニッポン放送株取得のため八〇〇億円の資金を調達したが、一〇日に株価が下落に転じてからの約一週間で、調達額を上回る九〇〇億円余り(時価総額)が消し飛んだ。ある証券マンも「あとはリーマン・ブラザーズ証券の餌食になるだけ」と予想する。
金融戦争のプロが破綻して、ライブドアがまがりなりにも存続してるのが現実。
外資系金融マンといえば花形だったのにねえ。
まったく一寸先は闇でござんす。
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