未来の爆弾
MOAB(Massive Ordnance Air Blast bomb、大規模爆風爆弾兵器)
いわゆるすべての「爆弾の母」イラク戦争中にデモンストレーションされたものです。
6つのアメフトのフィールド分の殲滅できるようです。
英語のビデオですが、44秒からどんな風に爆発するかがわかります。まずガスを空気と混ぜる小爆発を起こしてから、起爆します。グラスファイバー製のマネキンが木っ端微塵になります。そして爆心に向かって煙が吸われます。
GPS誘導というのもアメリカチック。
ビール缶くらいの大きさの小型爆弾です。プラスチック爆薬に三角錐(コーン)の銅版という構造で車両や戦車を行動不能にし、軍艦の装甲を貫けるそうです。このコーン状の銅板が針みたいに熔けて飛んでいき、目標を貫通します。ビデオでは2.5cmくらいの鉄板を離れたところから貫通してます。
人の良さそうなお爺さんが、日夜努力してんですな。
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コーン型にするのはモンロー効果ってやつのためなんでしょうか。どうしてああなるのか、感覚的に全然納得いかないところが不思議でおもしろいです。爆薬自体のエネルギーは一定だと思うので、いかに効果的に集中させるかなんでしょうね。
投稿: おじゃま丸 | 2008/09/27 12:21
おじゃま丸さん、どうも
>モンロー効果ってやつのためなんでしょうか。
原理は対戦車砲弾と同じで、銅板が成形炸薬にしてると言ってるので、そうでしょう。
感覚的に納得いかないっていうのは、人間の脳の理解自体かなりフィルターを通した認識なので仕方ないでしょう。自分も地球が丸いとか太陽の周りを周ってるとか、感覚的にはありえません。
投稿: 竹花 | 2008/09/27 13:17