日教組をぶっ壊すって地雷ですよ、中山国交相

中山国交相が「日教組バッシング」っていう地雷を踏んでます。

中山成彬国土交通相は２７日午後、宮崎市内で記者団に「日本の教育の『がん』である日教組をぶっ壊すために、私が頭になる」と述べた。これに先立ち、自民党宮崎県連の会合で行った「日教組は解体しなきゃいかんと思っているところだ」という発言の真意として説明した。「日本は単一民族」などの一連の発言をめぐり、麻生首相に対し罷免を求めている野党側が反発を強めるのは確実。進退問題に発展してきた。

民主党の小沢代表は辞めろとか言ってるそうです。地雷踏みまくりです。

確かに日教組は圧力団体的な動きもします。

山梨県教職員組合から民主党への政治献金問題ってのかあるそうです（ウェキペディア）。

この問題について当時の中山成彬文科大臣が国会で答弁してるそうです（山梨県教職員組合と山梨県民主教育政治連盟 問題の歴史年表－山梨評論）。2004年から読んでください。まあぶっちゃけよくある献金からみの癒着ですな。

日教組の北海道版、北教祖が北海道教育委員会のイジメ実態調査に協力するなとか指示したそうです（リンク）。

こういう点からすれば、中山国交大臣が日教組をぶっ潰すと息巻くのも理解できます。マスコミに叩かれてもあえて地雷原に突っ込むとは男です。

日教組で学力低下っていうのは、日教組がゆとり教育推進派という意味合いで言ってるとも解釈できます。ゆとり教育反対なのが「国民の目線」であるなら、日教組は抵抗勢力なわけです。でも「すべての元凶は日教組」とか言っちゃまずいでしょ。

日教組の先生全員が悪いわけじゃないでしょうが、それは社会保険庁と同じで、どこかに「癌」がいるのは確かでしょう。