爆笑問題のニッポンの教養 山口仲美
今回は以前に「爆笑問題のススメ」に出たことがある、山口仲美。
この人のテンションの高さと、話の方向性は面白いです。
「爆笑問題のススメ」の時は、擬態語の話で、「シコシコ」(エロい方ね)を江戸時代まで遡って解説して、なんだこの凄い人はと衝撃を受けました。
ちなみに、この人の擬音・擬態語辞典の
「しこしこ」の項には①表面はやわらかいが、噛んだ時に芯に歯ごたえがある様子。
②急に懸命になってし続ける様子。
となっています。
室町時代だと「(場所が)ぬかるみになっているさま、またはそこに足がはまりそうなさま」となっているそうです。
今回はCM。
意味は超悶々。用例「うちCMやわ。先週は毎日だったけど、今週は全然」。
とか紫綬褒章を受賞した教授が言ってましたよ。バンザイ!
古語の「をかし」は現代の「かわいい」と同じで「多義語」だとか。昔からなのね。
日本語は具体的な表現に強くて抽象表現に弱い。
アカマツ、ドドマツ(和語)>木(和語)>植物(漢語)。
「愛」も漢語。そうですな。
CHANGE=「変革」なわけですよ。英語なら幼稚園児でもわかる単語なのに。
奈良時代の言葉遊び、二八十一で
「憎く」。
八十一は、9X9だから、「クク」。
日本語は不快な表現より、幸福な表現が多いとか。
確かに幸福は言うことじゃないのかも。
日本語は深いです。
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