F-18でなはなく、正確にはFA-18
「F18戦闘機が住宅地に墜落」、日本でも三十年ほど前にF-4ファントムが墜落して住民がお亡くなりになった事件がありました。
瑣末なことですが、正確にはFA-18戦闘攻撃機。
戦闘と攻撃は似た意味ですが、ここでは空中戦闘だけでなく対地攻撃が行える作戦機という意味です。
先日北海道のUHB放送で、在日米軍のF-15戦闘機が千歳に飛来したと報じていましたが、映像はFA-18でした。これは混乱します。これは、みぞゆう(未曾有)/はんざつ(頻繁)レベルです。
因みに琉球新報ではFA-18戦闘攻撃機。さすがというべきか。
CNNでは
A military jet (軍用ジェット)crashed into a residential neighborhood in San Diego, California
The pilot of the F/A-18 Hornet(F/A-18ホーネット) ejected safely and was taken to a hospital, the Marine Corps said in a news release.
と書いてます。F(戦闘機)/A(攻撃機)の意味ではありますが、日本語みたいにFA-18戦闘攻撃機とあまり書かないので間違えやすいでしょう。
追記:戦闘能力を有するから戦闘機なのではなく、空対空戦闘を行える航空機を戦闘機と呼び、対地攻撃が行える航空機を攻撃機と呼んで区別します。
ただし自衛隊では、対地攻撃任務が行える戦闘機F-2を「支援戦闘機」と分類しています。これが混乱の元凶かも。
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