爆笑問題のニッポンの教養 おしゃべりな脳 酒井邦嘉
人類67億、文法を司る部位を脳内に持ってるってことを、酒井邦嘉という人がMRIを使って突き止めたと。
頑張るなぁ、日本の学者は。
この本が面白いです。
人間の凄いところは相手の気持を察している。行間を読む能力、空気を読む能力。大きな意味でもこういうのは文法力でしょう。つまり予測能力なんですね。
しかし人間の予測能力には限界があります。特に経済とか戦略的に思考には。
たとえば合成の誤謬。給付金は結局増税じゃないかという意見がまさにこれ。増税になっても一定の景気の下支えには必要なんじゃないかと。ほんとに困ってる人は使うでしょ。個人的には1人10万円あげても良いと思います。
結局、民主党がゴネたことで給付時期が遅れて、経済がもっと冷えてきたときに給付金が出ることになり、みんなありがたいと思う、なんてことになるかもしれません。
おっと、おしゃべりがすぎました。
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> おしゃべりがすぎました
おしゃべりの脳。
口で話しているときと、こんな風にキーボードで文を打っているときとでは脳のはたらきが違うのかどうか、そのへんも判ってくると面白そうです。
投稿: baldhatter | 2009/02/04 10:50
baldhatterさん、どうも
確かに無口な人がネットだと饒舌になるということもあります。やはり脳のはたらきが違うのかもしれません。
普段は無口な芸人とかも、きっと何かが違ってるんだと思います。
「スイッチ」って本当にあるのかも。
投稿: 竹花 | 2009/02/04 12:39