キャシャーンSins 第22話 永遠という名の雫
キャシャーンSins 第22話 永遠という名の雫
なぜすべてのロボットに癒しを与えないのかとディオに問われたレダの答えは、
どれも同じでは意味がない、引き立てるものがあってこそ美しい、妬まれなければどうやってその価値を感じられると思う。
価値があってこそ、それを与えるものの素晴らしさが引き立つ。
真理です。レダは人間の原罪そのもです。
あえて癒しを拒否するディオ。
レダがルナの血を受けました。これで滅びは止まったと喜んでます。
一方、体じゅう傷だらけのキャシャーンは ただひたすらにもがき苦しみながら再生していきます。この死の淵から這い上がる苦しみが、レダの喜びと対比になってるんでしょうね。レダは永遠の命の意味がよくわかってない。永遠の命こそ呪いなんじゃないですか。
そんな哀れなキャシャーンをじっと見守るディオ。
これほど惨たらしい再生は今までなかったですよ。斬新です。
ディオがキャシャーンを城から助け出します。なぜと問うキャシャーン。
誰にも邪魔されずに2人で戦うために。
だから治せ、(苦しみに)耐えろ!
お前と戦うために俺は生きてきた!
生きてこられた! 今度はお前の番だ!
最近拙者の心に足りなかった、昭和の少年漫画に登場するカッコイイ敵の成分ですよ。
その一方で、癒しを浴びすぎたレダが醜い姿をさらして、大変なことになってますよ。ルナはそれを見て泣いてるし。
なぜ癒しを受けないのかとレダに聞かれても、お前にはわからないだろうと、答えなかったディオですが、キャシャーンに聞かれたら、答えます。
永遠の命を手に入れてしまっては、今のこの飢えるような思いも消える、そんな気がしただけだ。
お前と戦えれば滅びなどどうでもいい。戦えキャシャーン。
カッコイイぞディオ! まさに武士道!
そして2人は戦います!
これが激しく生きようとするもの、命のほとばしりですか!
ええ話です。
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