海賊対策のP-3C海外展開に→共産党的には違憲
ソマリア沖の海賊対策のため、海上自衛隊のP3C哨戒機2機が5月28日、厚木基地より出発しました。
赤旗新聞では違憲だそうな。
「周辺地域には陸海空自衛隊九百人が派兵され、「海賊対策」を口実に、憲法違反の海外派兵が全面的に展開されることになります(赤旗新聞)」と断言しています。
「口実」ってどういうことなんでしょう。赤い旗を掲げていれば海賊は襲ってこないんでしょうか。
P-3Cは武器を搭載できるとも赤旗新聞に書いてましたが、何が問題かわかりません。自分は手を汚さなければそれで良いという考えなんでしょうかね。日本的な面倒なことは他人任せの精神ですな。
【西日本新聞】ソマリア沖の海賊対策で、自衛隊法の海上警備行動に基づき船舶の警護に当たる海上自衛隊のP3C哨戒機2機が28日、神奈川県の海自厚木基地を出発した。(中略)
アデン湾では護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」が、タンカーや貨物船と船団を組んで航行。護衛艦の搭載ヘリコプターが上空から海賊船を警戒しているが、「早期発見による抑止と排除」を重視する海自は、より長時間の飛行が可能で、攻撃を受けにくい安全な高度から広い海域を監視できるP3Cを派遣することにした。
P3Cの派遣部隊は海自隊員約100人と、ジブチ空港で機体の警備などに当たる陸自隊員約50人。護衛艦部隊と合わせると500人以上が海賊対策に従事することになる。
この警備に当たる陸上自衛隊員てのは、赤旗新聞のおなじ記事によれば、「ゲリラ戦にも対応できる陸上自衛隊・中央即応連隊の五十人も、初めての海外活動として同地でP3C部隊を警護する任務にあたります」
中央即応連隊の展開は正しい判断でしょう。
中央即応連隊の模擬戦闘
中央即応集団にはレンジャー資格保有者が多いとか。
本気が大事。
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怪獣映画あたりの世界ではありますが、
「ここで自衛隊を派遣したら治安出動の前例になって、あーたらこーたら」
という定番の展開を思い出します。
現実の話で言えば、阪神大震災のとき「県知事の要請がないので出動できない」と言ってた方もいましたか。
投稿: baldhatter | 2009/05/29 14:02
baldhatterさん、どうも
>「ここで自衛隊を派遣したら治安出動の前例になって、あーたらこーたら」という定番の展開を思い出します。
TV版スタートレックの面白い話は、現実のメタファーになってるのが多いと思います。左派とっての自衛隊の救援活動は、アルカイダがアメリカの救援物資を受けいれるみたいな話なんでしょう。現状無視のなんでも拒否は、イラクで警察署に並んでいた求職者に自爆テロとかしちゃう人と、その頑なさにおいて精神構造が同じだと思います。
>「県知事の要請がないので出動できない」と言ってた方もいましたか。
当時の法整備ではそうなっていました。凄い国だったと思います。誰かが自衛隊の活動に制限を加えようとしてそういうことになったのだと思います。
またイラクの話ですが、銃火器や戦車を持っていくかどうかでもめる(丸腰なら行ってよし)という政党があったりします。
投稿: 竹花です。 | 2009/05/29 16:16