スタートレックを観ました!★★★★★
うおおおお!
久しぶりにきましたよ。アメリカらしい映画が。これぞSF冒険映画。しかもスタートレックで。
個人的にはスターウォーズを超えました。
以下ネタバレありです。
映画館に行ったら、小学生ぐらいの少年と父親がハンチング帽をかぶって観に来てました。すばらしい情操教育です。でもこんなすごいのを最初に観たら、今までのスタートレックの映画は陳腐に感じちゃうでしょうね。
最初の10分ぐらいでカーク船長(以下ジム)のお父さんが特攻して死んで涙を誘います。そんな話だったのかスタートレックは?
小学生ぐらいになったジムが、健康優良不良少年になってます。そんな話だったのかスタートレックは?
コルベット(かな?)を小学生の分際で乗り回し、警察に追いかけられてます。
かかっているBGMはビースティー・ボーイズのサボタージュ(破壊工作)
こんな話だったか、スタートレックは!アナーキー感たっぷりですよ。
お前の父ちゃんは偉かったと諭されてジムは艦隊の士官候補生になるわけですが、まあここでもプレイボーイなわけですよ。そんなまつ毛が長めなジム。
ロミュランが宇宙連邦(Federation)の構成メンバーってどういうこと?
おいおい、バルカン星が大変なことになっちゃたよ!
どうする気だ!話の辻褄が合わなくなるぞ!それでいいのかパラマウント映画よ!
など、さまざまな疑問があったのですが、途中でわかりました。
この映画はタイムパラドクスで生じた別のスタートレック世界なんです。テレビ版とこれまでの劇場版とはある程度違うわけです。うまい。キャラクターを含めた設定を一新したおかげでまったく新しい話になりました。(未来が過去に影響を与えるので、この世界が新しい世界ということになると思います)
ミスター・カトー(アメリカ人に通じない)もスールーになってました。フェンシングはやってるようです(笑)。
スポックが2人出てくる!レナード・ニモイの出方が最高。老人スポックが元からのスタートレックファンの代弁者&これからのスタートレックの擁護者のような感じでした。
この世界のスポックは愛に生きてます。
ほんとに面白かった!もう1回見ます。
続編とかできる終わり方ですし、やる気まんまんでしょうね。
SF映画なのでその話も:
世界観がこれまでのスタートレックに比べてかなりアナログです。気に入りました!
氷の惑星、デルタ・ヴェガに出てくる化け物のデザインはクローバーフィールドとかミストのクリーチャーをデザインしたNeville Pageという人みたいです。気持ち悪いですよ。
スタートレック号の質感が特撮ぽくてメチャメチャいい。超高画質のバトルスター・ギャラクティカです。ないはずのカメラレンズに水滴がついてるんですよ。こういうのが堪えられません。IMLバンザイ!!
矢沢もブルーレイで観るに違いない。
ワープ(効果音も含めて)もかっこいいです。
赤色物質(Red Matter)が、ジャイアントロボのシズマドライブに見えますなあ。
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