黙示録3174年
今まで読んだ本の中で“賞”をあげたい一冊は?
SF小説ならこの本
黙示録3174年です。
原題は「A Canticle for Leibowitz(リーボウィッツ賛歌)」
読んだのは高校時代だったと思います。ポストマンっていうSF小説がありまして、これのあとがきにこの「黙示録3174年」ていう小説が似たような小説として取り上げられていました。薔薇の名前みたいに修道院が舞台です。
核戦争後の地球が舞台です。文明レベルが暗黒時代くらいまで低下したところから始まり、修道僧の努力によって文明が発展し、そして高度な文明が復活したら、また人類は核戦争を始めるという、ダメな歴史を繰り返してしまうお話です。
この書評がまったくその通りです(リンク)。
英語版ウェイキペディアには地図が載ってました。
こういうのを読んだから、「ブレードランナー」とか「トゥモローワールド」とか「バトルスター・ギャラクティカ」が文句なく面白いのかも。
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