名将の采配「重耳・経験が生んだ奇策の勝利」
最終回なんですか!
確かにこの重耳の人生が面白いです。
43歳で国を離れて諸国を転々とするそうです。
斉に付いてから5年が経ち、その間に桓公は薨去し、その後継を巡って激しい内乱が起きていた。その中で重耳は既に斉で妻を持ったこともあり、斉を離れようとは思わなくなっていた。これに対して狐偃・趙衰らは重耳を連れて斉を出ることを計画する。この計画を重耳の妻(斉の娘)の侍女が盗み聞きして妻に告げるが、妻は漏洩を恐れて侍女を殺し、重耳に早く斉を出るように促した。しかし重耳は聞く耳を持たなかった。そこで妻は狐偃たちと図り、重耳が酔ってしまった所を車に乗せ、無理やり斉から連れ出した。酔いがさめた重耳は激怒して狐偃を殺そうとした。狐偃は「私を殺してあなたの大業が成るのなら望む所です。」と答えた。重耳は殺すのを止めて「事が成らなかったら舅(狐偃の娘は重耳の最初の妻)の肉を食らってやる。」といい、狐偃は「事が成らなかったら私の肉なんて生臭くて食べられたものではありませんよ。」と答えた。
【ウェキペディア】
これが中国の美学。
晋に戻って王となって、楚の武将・子玉と「城濮の戦い」で相見えます。
重耳の策は、晋軍を中央主力・右翼・左翼に分割し、左右翼を後退させれば、子玉は楚軍左右翼を使って追いかけてくる。その子玉の追撃部隊が晋軍中央主力の側面にまで突出してきたら、戦車部隊で敵追撃部隊の側面を攻撃し、逃げていた左右翼を戻らせて、追撃部隊を二面から攻撃してこれを破り、最後に残った敵主力に総攻撃をかける。
すばらしい。なんでこう重耳は考えられるかと考えれば、重耳が楚にいた時に話があります。
成王の歓待を受けた。宴の最中に成王は「もし国に帰って晋公になることが出来たら私にどう報いてくれるでしょうか?」と問いかけた。重耳は「もし王と戦場で見えることがあったら三舎(舎は軍が一日に行軍する距離)だけ軍を引きましょう。」と応えた。これに成王の臣下である子玉は王に対して無礼だと怒り、殺してしまいましょうと成王に言ったが、成王は重耳の器を認めていたのでこれを退けた。
相手の思考を理解してそれに火をつけること勝てる、ということですね。実際に三舎後退して、自分にとって都合のいい戦場に子玉を引き込んだようで、これもまた舐めとるのか!ってさらに怒らせたんじゃないかと。
アメリカがイラク戦争のときに、わざとヘビメタみたいのを大音量で流して、怒って出てきたイラク軍を狙い撃ちにしたとかいう話もありました。
タイムスクープハンター→名将の采配ときて、次はまた歴史モノやるんでしょうか。やってください。
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