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2009/09/30

ヴィンランド・サガ8巻 ブリタニア王猛る

アシェラッドがスヴェン王を斬首するシーンは何度読んでも衝撃的です。

これが衝撃的なのは、アシェラッドが母の祖国ウェールズをスヴェン王の侵略から守るために計略を巡らしたものの、最後にウェールズが弁慶の泣き所だと王に悟られて万事休すという展開での一撃だからでしょう。これでもかと引っ張っておいて、なにやらかすのかとハラハラさせておいた末に怒りと希望の一撃。

結局、王殺しの首謀者としてクヌートに自分を殺させて、クヌートを王にすることでウェールズを守ったという意味では、まったくもってアーサー王(ルキウス・アルトリウス・カストゥス)なわけです。感動の嵐。

そんでクヌートに剣で刺されて虫の息になったアシェラッドは、駆け寄ってきたトルフィンに

とっと殺ってくれ。待たせて悪かったな。くれてやるよ俺の命。

そうしたらトルフィンが

許さねえぞ!勝手に死ぬんじゃねえ!!立て今すぐ俺と決闘しろ!!テメェを殺すのは俺だ!

それに答えるアシェラッドの最期の言葉。

ったく、ガキはこれだからまいるぜ……

お前……これから先、俺が死んでからこの先……どう生きるつもりだトルフィン

何も考えてなかったんだろ? しょうがねえ野郎だなまったく

いいかげん、先に進めよ。いつまでもこんな……クソくだらねえトコでひっかかってねぇで、ずーっと先へ

トールズの行った先の世界へ……トールズの子のお前が行け

それがお前の……本当の戦いだ

本当の戦士になれ……トールズの……子

かっこいい。泣きました。男(オヤジ)の背中を見せてもらいました。

その後のトルフィンはどうなったかと思いきや、ユトランドの農場で奴隷として働いてるっていう展開。ガツンと落としますなあ。果たしてユルヴァちゃんは話に戻ってくるのか?

今回は表紙がアシェラッド。


微妙に「はなわ」ぽいですが、ヴィンランド佐賀ではありません。

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