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2009/11/13

普天間基地移転は八ッ場ダムのよう

オマバ大統領が東京に来たけれど、なんやかんやで普天間基地移転は先送り。

この問題、八ッ場ダムのようですよ。

現地住民の反対と国家戦略(とアメリカの世界戦略)が完全にあさっての方向を向いてるんで、このままいけば50年ぐらい移転は無理なんじゃないかと、思えてきます。

そこで1つの思考実験ですが、

日本政府戦略として沖縄の在日米軍基地を残すことを選択して、沖縄がそれを拒否するなら、沖縄は独立してアメリカと直接交渉してもらうことになります。

その場合、沖縄の人はどういう選択をするんでしょう?

産経によれば、沖縄県外から来て反対している人も多いとか(「反対している人の大半は、県外の人。辺野古の住民で反対しているのは指で数えられるぐらい」)。

成田空港反対派も現地に住んでない人で対立が激しくなったんじゃないでしょうか。

追記:書き忘れたことがありました。

中世に繁栄した海洋通商国家ヴェネチアは、オスマン帝国が東地中海に進出してきたことが一因となって衰退します。そのオスマン帝国が東地中海の支配権を掌握できたのは、ひとえにオスマン帝国の西進を食い止めてきたビザンチン帝国が滅んだからですが、ビザンチン帝国衰退を加速させたのは間違いなく、ヴェネチアが第四回十字軍でビザンチン帝国を占領したからです。

何が言いたいかといえば、ヴェネチアにはビザンチン皇帝を倒す「大儀」があったけれども、何が国家の繁栄を守る防波堤かよくわからんかったということです。

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コメント

> 成田空港反対派も現地に住んでない人で対立が激しくなった

成田のときも、現地の人の反応はいろいろでしたね...少なくとも当時は。でも、しばらく経ってからは「部外者のせいで混乱が広がった」みたいな説明のほうが大勢になってきたようです。

baldhatterさん、どうも

成田空港建設反対運動に参加していた活動家が、今は、成田空港の近くに住んで、そこからイタリア旅行に行ったみたいな番組をNHKで放送してました。

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