坂の上の雲 第3回 国家鳴動
鎮台さんが兵隊ならば、チョウチョとんぼも鳥のうち。
この歌を歌って真之は、法度に反してフルチンで泳ぐ陸軍兵にけしかけますが、「輜重輸卒(補給・ロジスティック部隊)が兵隊ならば蝶々とんぼも鳥のうち」という歌が戦前の陸軍にあったそうです。短期決戦できるならそれでもいいんですが、実際はナポレオンでも難しい。
帝国憲法が発布され、子規が吐血。残された時間で俳句を極めるべく、帝大を辞めて新聞社に入ります。好古と真之の父である八十九(やそく)が亡くなります。それからニコライ皇太子が警官に切られるわ、中国北洋艦隊が示威行為の一環として日本にやってくるわ、国際情勢も怪しくなってきます。そうした状況下で好古が姫様と結婚。その婚儀で浮かれているシーンが突然暗転して日清戦争。朝鮮で東学党の乱が起こり、日本が朝鮮に邦人保護を名目に出兵して、開戦とあいなります。
無理難題を押しつけて開戦の大義名分とするのは外交の常識。清国は挑発に乗るべきではなかった。これがなかったら東アジアの情勢も全然違ってたかもしれません。
東郷平八郎(渡哲也)の薩摩弁ははまりますな。
國村隼の陸軍参謀本部次長川上操六が渋いなあ。
軍艦がかなりかっこいいっす。
総予算60億円だとか
金かけていいものを作れる技術を磨くのもアリだと思います。
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