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2010/04/19

龍馬伝 第16話 勝麟太郎

鉄矢!武田鉄矢!

存在感がありますなあ。

龍馬が突然千葉道場に舞い戻ってきて、面を外して正座している佐奈に寄ってくると、佐奈がきゅっと襟元を指で閉めるのがいいっすよ。千葉重太郎(渡辺いっけい)との掛け合いも漫才みたいです。

佐奈に会いに来たのかと思いきや、重太郎が剣術指南役を勤める越前藩の藩主松平春嶽を介してなんとか勝麟太郎に会えないかと頼み込んできただけ。

松平春嶽にお前は誰だと問われて、自分は坂本龍馬ですと答えます。

凡人が真似してはいけません。

そして龍馬は勝麟太郎に会えることになったわけですが、面白いとこ見せてくれ勝はいいますが、龍馬の半ばこびるような弟子にしてくださいという話は、勝としてはバツの嵐。裏番組のレッドカーペット的には「小笑」ですか。あんぽんたんと言われて龍馬が逆いギレ。

確かにわしは、何ちゃ分かっちょらんがです!けんど、わしには攘夷も開国もありませんき。わしはただ……この日本を守りたいだけですき!

気安く言うなよ、この野郎!

と喝を入れる麟太郎

いいねえ、この勝海舟。

勝の家にまんじゅう屋の近藤長次郎!

帝は攘夷攘夷と言うけれど、もう西洋列強と通商条約を結んでるんですから、対外的に責任ある幕府(政府)としては無理ですよ。戦争になります。条約とか理解していない天皇は今の鳩山政権みたいなもんですな。

長州藩士は英国商館を放火してしまうし(下関戦争で長州はボコボコにされるわけですが)

龍馬の直後に武市半平太が勝の家を訪れます。一変して緊張が張り詰めます。半平太は勝に将軍上洛を上申するように言います。

断ったら斬るかい?

カッコいいよ勝!刀に手をかけた以蔵の前にあえて進み出て、俺はこれでも旗本で容堂公とはいつでも話ができる身分なんだと目に見えない圧力をかけます。勝の欧米列強は強大と話に対して、半平太は神州日本を汚す夷狄は国の大小に関わらず実力行使で排斥すべしと反駁します。勝が龍馬と一緒だなと独りごちると、半平太は耳ざとく、龍馬といっしょにするなと、あれは幕府も藩ももう要らんと言い放ったと切り捨てます。

この一言で勝の龍馬に対する評価が一変します。これは長次郎の見立ての方が間違っていなかったと勝は言います。面白くないのは半平太。まんじゅう屋の分際でつまらんことをしよってと、長次郎は半平太に帰り際に罵られます。長次郎も黙っていません

武市さんがそういう言葉を使われるようになったとは、私にも志がありますき!

よく言った長次郎!

再度、勝に呼び出された龍馬。

勝に何でも答えるから、何でも聞いてくれと言われます。

ここから龍馬の内なる答えを導き出す勝海舟がまるで金八先生で、見ごたえがあります。

日本は島国ですろ。四方を海に囲まれちゅう。異人らは海から来るわけですき、やっぱり一番大事ながは軍艦ですろう。強い軍艦が必要ですろう。

ほう、それじゃあ、海軍を持ってどうするね?

わしは千葉道場で剣術を習うたがです。ほんで北辰一刀流の目録をもらいましたき。おこがましい言い方をすれば、わしは強いがです。けんどわしは人を斬ろうとは思わんがです。そもそもわしが強いと知っちゅう者は喧嘩を吹っかけてはきませんき。

つまりわしが言いたいがは、今日本が異国の言いなりになっちゅうがは戦をしたら負けることが分かっちゅうきじゃ。けんど海軍が、強い海軍があれば、誰っちゃあ負けん、剣の腕があったら、戦にはならんぜよ。日本はもう開国しちゅうき、異国の技術を学んでどんどんどんどん、日本の軍艦を造ったら、えいがじゃ!ほんでほかのもんも、どんどんどんどん、取り入れて、異国に張り合えるほどの文明を手に入れることができたら、日本は安泰となるがじゃ!戦をせんでも、攘夷を成し遂げることができるかじゃ!

勝も同じことを考えておりました。勝のもとで働くことになります。

ここからの勝の話がまたいい。

幕府の奴らは頭が固くていけねえぜ。もう2年も前だぜ。俺たちはアメリカを見てきた。そう、アメリカへ渡った船は咸臨丸。オランダ製だが、操ったのは日本人だ。それも身分の低い水夫たち。だが俺たちは力を合わせて、ただひたすら海を渡った。すると、どうだい!太平洋の荒波にもまれてるうちに、やつらみるみる日本人になりやがった!幕府だ、長州だ、土佐だ、そんなこと言ってる場合じゃねえ!俺たちがいま日本人として海軍を作らなきゃ、日本はこの世から消えてなくなる。

勝は地球儀を出してきて、話を続けます。

エゲレスの船はよ、ここから島伝い 陸伝い、港々で食料や燃料を積み込ながら、そろりそろりとこの日の本までやってきた。だが咸臨丸は違う!世界で一番でっけえ海をただひたすら進んだ。これはよ坂本、

幕府じゃねえ、日本人がやり遂げた大仕事だい!

勝麟太郎いいぞ!

轟け艦砲!

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コメント

真面目に胸が熱くなりますね、龍馬伝は当たり外れの落差激しい大河の枠にあって、僕的にはもう最高のドラマです。
変にジェンダーだの思想プロパガンダ織り混ぜたドラマと違って男の強さと女の強さ、人間が意思を持って行動する事の意義、その凄烈なまでの熱い美しさを畳み掛ける様な演出でしかし頭にも解りやすく魅せてくれます。
竹花さんのハマり具合が何だか面白いですcatface(笑)

武田鉄矢は演技派だと思います。
金八先生やバラエティのイメージが強いので「素の自分を出しているだけ」に見られがちな気もしますが、数年前のドラマ版『白夜光』では飄々としつつも凄みのあるキャラクターで、主人公を執拗に追い続ける鬼迫に満ちた刑事を怪演し、俳優武田鉄矢の幅の広さ・懐の深さを見せ付けていました。
最近のドラマ版『JIN』でも金八寄りな暖かみのある強い男を演じ切り、映像作品に奥行きや味わい深さを生む役者ぶりを見られて楽しかったです。
何も考えていない様で違う、掴み所の無い浮き雲の様な性分(しかし根底は燃える大樹そのもの)を演じるのが上手い点で、今回のキャスティングは正に大成功だったと思います。
福山雅治と武田鉄矢、なかなか絵になる二人ですね!!

藤咲さん、どうもsun
>龍馬伝は当たり外れの落差激しい大河の枠にあって、僕的にはもう最高のドラマです。
まったくですscissors

話が「よくある大河」になってないところがいいですね。

確か日刊ゲンダイに映像が「リアル過ぎる」から視聴率が20%を割ったとか書かれてましたが、リアルじゃなきゃ見ていないと思います。

後半の勝海舟と龍馬の部屋でのシーン、下から光が当たってる感じが、話と合ってます。

武田鉄矢は演技派です。あの勝海舟は何かが乗り移った感があります。

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