2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

記事検索できます

最近のトラックバック

« 鉄男 the Bullet Manを見ました。★★★★★ | トップページ | タイムスクープハンター 石つぶて 紛争調停人  »

2010/05/23

龍馬伝 第21話 故郷の友よ

武市半平太と鳩山由紀夫首相とダブります。ただ武市半平太には奥深い一本筋の通った真摯さが感じられるのでドラマになりますが。

半平太は庭に向かい、自宅で静かに雀を描く。

以蔵はこれを描いちゃると喜んだぜよ。どうしゆうがかあいつは……

その時以蔵は土佐藩の目付役に追われていた。

龍馬は以蔵を救おうと京都市中をかけずり回った。

帝の采配が下った。帝の側近が御言を告げる。

お上はかように仰せになりました。「確かに攘夷実行の勅命を出した」。しかしお上はただ犬猫がお嫌いなように異人が嫌いなだけ。「ほんまに戦を仕掛けて欲しいとは思うてなかった」と。

体を震わせ頭を下げる三条実美。こうして朝廷の攘夷派は失脚した。長州勢は宮中から排除され、それに代わって薩摩藩が京都を牛耳った。文久3年8月18日、御所・堺町門に千名の長州兵が押し寄せ、御所を守る薩摩ほか6000の兵とにらみ合った。だが薩摩を攻撃すれば朝敵と見なされるため手も足も出せず、長州は京を離れざるを得なかった。

後に言う8月18日の政変であった。以後、長州と薩摩は互いを憎み、殺し合うようになる。

この機に乗じて容堂は土佐勤王党を粛清すべく、すべての勤王党徒に帰藩を下知した。

勝麟太郎が勝塾にやって来て、国許から帰国命令が出ている者がいるだろうが、だが今帰っても碌な事にはならねえ、いや、帰ることは俺が許さいないと厳命する。

おめえたちは今、日本のために海軍を作ろうとしている!藩のためじゃねえ!

だから、帰るな。今は「負けるが勝つ」である!

どうしたらいいかと悩む龍馬は勝に暇乞いをし、以蔵を探させてくれと頼む。

ふ~んと勝は頷き、窓から京都の市中に目をやる。

もうすぐ、そこ、ここで、殺し合いが始まる。京の町は血に染まるぜ。そんな修羅場を荷が回ってる仲間を助けようって土台無理な話だよ!大阪に帰れ!

だったら土佐に帰らせてくれと訴える。容堂公は武市を投獄して、収二郎と同じように腹を切らせるだろうと。

坂本!と麟太郎が龍馬を諌める。

納得できない龍馬。

武市さんも、以蔵も、わしら幼なじみですき!考えは違うても、わしらは友達ですき!

俺は帰るなと言ったはずだ!と勝が声を荒らげる。

お願いします!と土下座する龍馬。わしは、もう耐えられんがです!みんなが殺されようとしゆう時に自分だけが…!

おい!と勝は顔を龍馬に近づける。土佐に帰ってお前さんに何ができるね!武市に土佐から逃げ出せと言うかい。それとも「私が悪うございました。攘夷などは間違った考えでございました」と容堂公に命乞いさせる気かい!いいか。武市はなあもう覚悟してるよ。友達って言うんなら、あいつの生き様を遠くからしっかり見守ってやるしかねえ!

そして目を床に落とす龍馬に向けてこう続けた。

坂本龍馬は俺が見込んだ男だぜ!日本のため、日本の将来のため、大いに働いてもらうために弟子にしたんだ!

唇を噛みしめる龍馬。

ここで、かわいい弟子をここで殺されてたまるか!

龍馬が泣き出す。勝が龍馬の肩をさする。

わかってる、わかってるよ。

今まで売れな買った弥太郎の木材が売れた!売るためのおまけは「真心」だった。

朝、武市邸。半平太と富が朝餉を囲んでいた。茶碗を持ったまま考え事をする半平太を不安に思った富がどうしたのかと尋ねた。

ちっくと、龍馬のことを考えちょった。あいつがおったら、どう言うたじゃろうかと思うての。

いつもと違い、半平太は心の中を吐露する。

勤王党のみんなに、わしは「攘夷の火は消えちょらん」と言うたがじゃ。「わしを信じや」ち。あそこにあいつがおったら、「まだ言うがか、武市さん」ち、わしを叱ったじゃろうの。

半平太は一瞬富を見て、また目をそらした。

わしやち、わかっちゅう。いつの間にやら何もかもが変わってしもうた。けんど、みんなには言えんぜよ。みんな…

半平太の目に涙が浮かぶ

みんな、わしを信じてついてきてくれたがじゃき…今、わしが泣き言を言うたら…「わしらは何のために生きてきたがじゃ」ち、みんなは思うぜよ。

おまさん、と富。

わしは己の生き方を貫くことしかできん!

半平太は声を詰まらせた。

龍馬や弥太郎のようには生きられんがぜよ。

それでええがです、と富が言う。それが私の旦那様ですき。

富…半平太は涙を堪え、そして富の目を見る。

おまんにだけは謝らんといかん。子もおらんき、2人きりの家やに、わしはおまんをいつも1人にしちょった。寂しい思いをさせてしもうた。申しわけなかったのぉ。

半平太が頭を下げる。

何を言われますと富。子ができん嫁ら、追い出されるがが当たり前ですろうに。おまさんは一遍も私を責められませんでした。いつも私に優しゅうしてくださいました。私は一遍も寂しい思いらしたことはないですき。

半平太が下げ続けていた頭を上げる。

私はおまさんの妻です。おまさんを支えるがが役目です。外で泣き言が言えんやったら、どうぞわたしに言うてつかあさい。私には…本当のおまさんを見せてつかあさい。

顔をほころばせて何度も頷く半平太。涙がこみ上げてくる。

富…これからはおまんと2人で過ごすがぜよ。夏が終わる前に桂浜へ行こう。海がきらきらして美しいろう。

はいと微笑む富。

秋になったら…と半平太が言いかけたとき、戸を激しく叩く音がする。武市半平太はおるかと物々しい声がする。

はっと表情が曇る富。

半平太は声を無視して話を続ける。

秋になったら、紅葉狩りじゃの。2人で温泉に行っても、えい。どうじゃ富?

はい…そう言う富の目から涙かこぼれる。

戸外の声の主が言う、大殿様の命である、神妙に出て参れと。

冬になったら、そうじゃのぉと半平太が考えをめぐらす。

どこにも行かんと、涙声で富が続ける。ここで二人で過ごしたいがです。

そうか。ほならそうしよう。

戸を荒々しく開ける音とともに、役人が土足であがり込んできた。わしの声が聞こえなかったかと役人は訊いた。

聞こえちょりましたと半平太が富を見据えながら答える。けんど妻と朝餉をしておりましたき。

半平太は身支度を整えると、役人とともに家を出て行った。

富は主を失った膳の傍らに座り、先程まで半平太が座っていたところをじっと見つめた。

武市半平太が投獄されたのは、文久3年9月21日のことであった。

幼い頃から一緒に遊び、喧嘩した仲間が、それぞれの運命に呑み込まれていった。

材木がすべて売れたと家族と肩を抱き合って喜ぶ弥太郎。

京都の路地を逃げ惑う以蔵。龍馬を見つけて駆け出すと、その前に刀を抜いて現れる新選組。

さりげなく原田泰造だ!

頬骨と顎の感じが本人に似ている!

« 鉄男 the Bullet Manを見ました。★★★★★ | トップページ | タイムスクープハンター 石つぶて 紛争調停人  »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/82091/48441670

この記事へのトラックバック一覧です: 龍馬伝 第21話 故郷の友よ:

« 鉄男 the Bullet Manを見ました。★★★★★ | トップページ | タイムスクープハンター 石つぶて 紛争調停人  »

お気に入り

  • 21世紀のミュージックシーンを震撼させるリズム刑事

    Photo

フォト