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2010/06/21

龍馬伝 第25話 寺田屋の母

寺田屋の女将は母親と瓜二つだったと。なるほどね。お龍と寺田屋という図式が完成しました。

禁門の変の緊迫感と、その後の焼かれた京の町がいいなと。内戦やってる場合じゃないだろうと。

では今回のあらすじ

夜半、伏見の波止場で、龍馬は今は亡き母親と瓜二つの女性を見かける。船宿・寺田屋の女将・お登勢だ。寺田屋に泊まった龍馬はお登勢に自分の顔に見覚えはなかと本気で尋ねる。いいえとお登勢が答えると、十八年前に土佐で死にかけたことはないかと畳み掛ける。何を言いてはりますのと無下にされる。

龍馬は寝床に入るが母の顔がちらつき眠れない。外に出ると、お登勢が川べりに座り、煙管を手に小唄を歌っていた。(煙管が似合いますなあ)それを龍馬が後ろから見ている。お登勢が振り返る。龍馬はお登勢がこの世にこれほど似た人がいるかというくらい自分の母親似ていると打ち明けた。

そして自分は侍だが脱藩浪士なので、土佐に戻って父母の墓前で手を合わせることもできないと龍馬は言いい、夜空を見た。お二人とも竜馬はんと見てくれてはりますと、お登勢。日本のために頑張りなさいってと言って龍馬に頷いてみせた。

最後に龍馬はお登勢に自分は母と呼ぶから、龍馬と呼んで欲しいと頼んだ。お登勢が龍馬と呼ぶと、龍馬は満面の笑みを浮かべ、全然違うと言って去っていった。当惑するお登勢。お登勢との出会いは、亀弥太の一件以来、気落ちしていた龍馬の心に火を灯したのだった。龍馬は再び海軍操練所で訓練に励んだ。

だがその頃、長州は再び立ち上がった。久坂玄瑞は挙兵して京を攻め、帝を救い出すという賭けにでようとしていた。桂小五郎は御所を攻めれば長州が朝敵となると警告した。久留米藩士、真木和泉が甲冑を身につけながら、小五郎に言う。帝が攘夷実行を命じられたのはわずか1年前のこと。その御心がお変わりあそばされるはずがない!

それが変わったのである。それが政治。

久坂玄瑞が小五郎に詰め寄る。これは帝をお守りするための戦なのだ!

元治元年(1864年)7月、ついに長州は帝を取り返すべく、京に攻め行った。幕府側の侍を切り倒し、玄瑞が叫ぶ。君側の奸を打ち払え!真木和泉が声をあげる。目指すは御所じゃ!天子様をお救いし奉るのじゃ!

久坂玄瑞・真木和泉らは御所・堺町門を目指し、長州・来島又兵衛の軍勢は蛤御門に迫った。そこは薩摩の軍勢が守っていた。互いに鉄砲を構え、威嚇し合う薩摩と長州。互いに一歩も譲らない。来島又兵衛は大筒用意と命じた。長州の大筒が門を守る薩摩勢に向かって放たれた。薩摩の足軽たちが吹き飛ぶ。来島又兵衛が突撃を叫ぶ。

それを密かに喜ぶ者がいた。二条城に陣を敷いていた一橋慶喜である。長州が御所に向かって発砲したとの知らせを聞き、幕臣たちが動揺する中、慶喜だけが笑った。ついにやりおったかと静かに呟き、出陣を命じた。

その知らせは神戸村の海軍操練所にも届いた。都は火の海になっていると。

長州は御所を攻撃しても帝を手中に収めれば官軍になれると信じていたが、その一縷の望みを薩摩が握りつぶした。来島又兵衛は薩摩の集中射撃を浴びて斃れ、久坂玄瑞は正義は我ら長州にありの言葉の残し、戦火の中で腹を切った。

龍馬は京都にやってきたとき、市中は焼け野原になっていた。そして瓦礫の中で打ち震える桂小五郎を目にした。これほどの無念があるというのかと、小五郎が歯を食いしばって、膝を叩いた。薩摩の奴らめと呻く小五郎の目には鬼が宿っていた。わしらは諦めんぞ。長州は必ず盛り返す!達者でな坂本くんと小次郎は別れを告げ、いずこへと去っていった。

憎しみが憎しみを生む。戦がもたらす悲劇に龍馬は愕然とした。

龍馬はお龍たちを見つけた。お龍たちの家は戦火を免れたが、お龍が働いていた宿は焼失していた。龍馬はお龍の一家を寺田屋で一時的に預かってもらうように頼んだ。寺田屋のお登勢は家族に家を見つける代わりに、お龍に働いてもらうという条件で手を打った。

土佐城では、御側用人の森下が容堂に謁見していた。今土佐が動かねばならない、このままでは薩摩が徳川幕府と並ぶほどの力を持つと森下は警告した。容堂はただ氷で冷やした酒を呷り、薩摩のような田舎侍ごときと張り合ってどうする反駁した。土佐は薩摩とは格が違うのだと語気を強めた。森下はうつむいて押し黙るしかなかった。

そこに後藤象二郎がやってくる。岡田以蔵は連日拷問で責めているものの、まったく口を割ろうとしないので、武市半平太への厳しい取り調べを認めるように訴えた。武市はもう上士だから拷問はできんと容堂が言うと、象二郎は苛立ち半平太の格下げを進言した。もういいと容堂は叫び、酒瓶を手にふらふらと立ち上がった。武市、武市と、どうしてわしがあんな下賎な男のことを考えんといかんのじゃ、と象二郎にゆらゆら寄って行き、頭を下げたままの象二郎に杯の酒をぶちまけた。おまんが岡田とやらに喋らせたらそれですむ話だと言って、出て行った。

そして容堂は極楽浄土の掛け軸がある部屋へと入り、それを睨むように見ながら酒を乱暴に呷った。それは良心の呵責なのか、武市を思いのままにできない苛立ちなのか。

帝より御所を襲った長州は朝廷の敵であり、これを討つようにとの勅令が慶喜を通じて幕府に下った。慶喜は長州を討伐して領土を奪えば、幕府に楯突くものはいなくなると考えていた。それに勝麟太郎が異を唱えた。それは将軍家茂の判断なのかと慶喜に問うた。そしてこう続けた。

今、この日の本は、この日本国は、異国とどう向きあうかという難問を突も突きつけられております。そのような折、内輪で揉めている場合でございましょうや!

そして慶喜に長州征伐を思いとどまるように訴えた。慶喜が笑い、勝に言った。

このわしに意見するとは相変わらず、腹の据わった男じゃのお前は。しかしなその出すぎた振る舞いが近頃は癇に障ってきた。海軍操練所に各藩の脱藩浪士が多数おること。その中の一人が、さきに池田屋で長州藩士らと共に謀反を企てていたこと。

勝が慶喜の話に割って入る。われらは 日本国のために!

黙れと慶喜の怒声が勝の言葉を遮る。お前の振る舞いは幕府の軍艦奉行にあるまじきことである!勝は軍艦奉行並を免職となり江戸で蟄居謹慎の沙汰が下った。海軍操練所も閉鎖となった。

勝は操練所に出向き、訓練生にその旨を自ら伝えた。悔しがる生徒たち。雨が降り出す。操練所がなくなったら、日本を守るための海軍はどうなってしまうのかと、龍馬が勝をなじる。龍馬は勝が慶喜の長州征伐に意見したことは知らない。俺だって悔しいと勝。悔しくって、悔しくってよぉ、ものが歪んで見えらぁと叫んだ。そして静かに、自分が非力だったと詫び、土下座した。生徒たちも膝をついて泣いた。

ある夕刻、牢に座する半平太のところに弥太郎がやってくる。弥太郎は後藤象二郎に以蔵の拷問を毎日、見させられていた。そして武市に、もういい加減、吉田東洋暗殺の首謀者であると告白してはどうか、このままでは拷問を続けられれば以蔵は死んでしまうと、咎めた。弥太郎は拷問を見ているのが辛くてたまらんと怒りをぶちまけた(これが禍根になって明治の弥太郎は政治家になった後藤象二郎に資金援助とかしてないのでしょうか)。

半平太が目を輝かせて弥太郎を見る。以蔵のかわいそうだと思ってくれるかと。そして頼まれてくれと、弥太郎に3つの白い饅頭を差し出した。以蔵にこれを食わせてくれと、以蔵を助けてくれと。弥太郎が呆れる。俺の言ったことを聞いていなかったのか、本当のことを喋ろと言っているのだと怒鳴った。武市はそれに耳を貸さず。ただ、これは毒饅頭だと言った。牢番の和助に頼んで、半平太の知り合いの医師から天祥丸をもらってきたと淡々と説明した。天祥丸は阿片を使った毒薬であった。

驚き、たじろぐ弥太郎。半平太が弥太郎に必死に手を伸ばす。

わしは以蔵が可哀想でならん、楽にしてやりたいんだと半平太は泣いて叫んだ。

今一度、龍馬は寺田屋のお龍を訪ねた。愛想がないお龍に笑顔の作り方を教えると、別れを告げた。お龍が今度はいつ戻ってくるのかと龍馬に尋ねると、わからないと答えた。

土佐を脱藩し、海軍操練所を閉鎖され、日本の海軍を作るという夢が潰えた龍馬はどこへ向かうのか。

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