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« 龍馬伝 第23話 池田屋に走れ | トップページ | 蓮舫議員の行政刷新大臣は逆説的に妥当かと »

2010/06/08

タイムスクープハンター 駕篭かき突破口!

くそう!セカンドシーズンもこれで最終回!

女郎の「おせん」、あっしなら地の果てまでも運びますよ。棚橋唯という人だそうです。

サードシーズンはあるのか!

時は1707年5月、信濃国。今回の取材対象者は駕籠かきの俊平と留吉。駕籠かきは人を乗せて目的地まで運ぶ仕事で、いわば現代のタクシーである。

同じ農村で生まれた幼なじみの意俊平と留吉は、貧しさから這い出すために一念発起して2人で駕籠をこしらえ、細々とやっていた。彼らがターゲットにするのは街道を行き交う旅人。売りは安さと速さだ。だがなかなか客が捕まらない日々がつづいていた。

駕籠には幕府に公認された駕籠と非公認の駕籠があった。公認されたものは宿場から斡旋され、公定料金が定められていた(料金150文/1里)。だがその中にも雲助と呼ばれる、法外な酒手(チップ)をだまし取るような悪徳な者が多かった。俊平と留吉は非公認の駕籠かきではあったが、酒手を受け取らないことで、悪徳な雲助と一線を画そうと努力をしていた。

そんなある日、長距離を希望する上客が舞い込んできた。黒金宿へ夜明けまでに行って欲しいと、その女は言った。そこは二十里(80km)先。無謀な要求にふたりは躊躇する。すると女は二両払うと持ちかけた。しかも半値を前金で払うと小判二枚を俊平に握らせた。赤字が続くふたりに選択肢はなかった。

目鼻立ちの整ったその客は名をおせんといい、大きな商家の女将だという。肌がやけに白かった。急いでいるのは実家の母親が病気だからと聞き、ふたりは一層奮起した。

通常の駕籠の速度は平均して50km/1日であったが、俊平と留吉は夜明けまでに二十里を踏破すべく、先を急いだ。

彼らの掛け声には前と後ろで歩調のリズムを整えるための重要な役割があった。さらに片手に持った杖は息杖といって、体のバランスを整える役目があった。

久しぶりの仕事だけに失敗は許されない。彼らは悪路も厭わず、全力で走り続けた。しかしそれが思わぬハプニングを招いてしまう。客のおせんが激しい駕籠の揺れに酔ってしまったのだ。

乗り心地が良くないと、おせんは二人に文句をつけた。俊平は平謝りする。だが留吉は急いでいるから揺れるのは仕方ないと言い返した。でもこんなに揺れたら目的地まで体がもたないとおせん。留吉が言う。

ご新造さん、乗りが硬いんですよ。慣れてる方は体の力を抜いて揺れに任せてくれる。そうしてくれると楽なんですけどねぇ。

商家の女将なのに駕籠の乗り方を知らないとは奇妙であった。

おせんは少し遅くなってもいいから、揺らさないで欲しいと注文した。あと掛け声もやめろと付け加えた。

留吉は憤慨した。早く行けって言ったり、揺らすなって言ったり、俺は納得行かねえと、駕籠から離れた。俊平が駆け寄ってくる。せっかくつかんだ客だぞと留吉を宥めようとするが、留吉は俊平が客にへいこらしすぎだとなじった。

いつまで待たせるのかと苛立つ、おせん。

二人は駕籠を担ぎ、また走り始めた。だが掛け声が出せなくて歩調が噛み合わなかったが、それでも二人は走りを止めなかった。

30kmを過ぎた時点でまたもやトラブルが起こる。

二日前の豪雨で街道まで土砂が流れ込み、通れなくなっていたのだ。

急ぐおせんは、松並木を左に折れると抜け道があるから、そこを通れないかと提案した。だが留吉は怪野宿を通らなきゃ駄目だから、極めて危険だと一蹴した。夜通し行くと約束したとおせんが食ってかかる。危ないところを日暮れに行けるかと留吉。そうするとおせんは前払いした1両を返せと言い出した。あたらしい駕籠を見つけて乗り換えると脅した。そして、でも行ってくれるならと、酒手を俊平に握らせた。二人は折れて怪野宿を通る道を進むことにした。その代わり、掛け声を許してもらいたいとおせんに頼んだ。おせんは承諾した。

日が暮れ、二人の駕籠は怪野宿へと入った。道端に火が焚かれ、その周りに柄の悪い連中がたむろしていた。俊平はおせんに顔を出さないように忠告した。女とわかればやつらは見境なく襲ってくるのだ。

周囲を警戒しながら、二人は彼らを刺激しないように慎重に進んだ。金を恵んでくれという者が寄ってきた。留吉が耳を貸すなと俊平に言う。周囲から飛び交うやじに、恐怖が募る。自然と二人は足早になっていく。知らぬ間に後ろを何人もの男たちが追いかけけてくる。金品を要求し、襲いかかってきた。俊平と留吉が暗闇の中、スピードを上げる。だが次の瞬間、駕籠がつまづきおせんが飛び出してしまう。

男たちがわめきながら迫ってくる。奴らとの距離が縮まっていく。二人は急ぎおせんを駕籠に戻し、追っ手を振り切るために、ありったけの力で闇夜を走り抜ける。

そして静かな朝を迎えた。約束の夜明けまでには黒金宿にはたどりつけなかった。二人はおせんに詫びた。おせんから咎められると思っていたが、おせんは肘を怪我した俊平に川の清水を浸した布を巻いてやり、ありがとうと感謝した。

午前9時近く、黒金宿が見えてきた。おせんの顔に安堵の表情が浮かんだ。だが宿場に入ったところで予想だにしない展開が待ち受けていた。行く手を数人のヤクザ風の男たちに阻まれた。そしてリーダー格の奴が駕籠の客を確かめさせてくれと言った。昨日、女郎が店の金を盗んで逃げただという。二人は拒むが、相手も譲らない。リーダー格の男が強引に駕籠の中を覗こうとしたとき、おせんが駕籠を飛び出し、町中へと逃げた。残金をもらっていないと怒った留吉がおせんのあとを追う。男たちもそれに続いた。

ある家の裏手に逃げ込んだおせんを、俊平と留吉が挟み撃ちにして捕らえた。どうして逃げたと留吉が問い詰める。助けてと懇願するおせん。とにかく逃げようと俊平がおせんの手を引き、留吉とともに納屋に逃げ込む。周りにはおせんを探しまわるチンピラがうろついている。

俊平がおせんに追っているのは誰かと訊いた。あれは女衒の亥之吉だとおせんは答えた。そして自分は嘘をついていたと告白した。本当は商家の女将ではなく、飯盛旅籠の遊女だと。彼女の親が借金をしていた。その時、亥之吉から女郎として働かないかと誘われた。年が明けたらまとまった金を手にして店から解かれるという話だった。しかしそれは嘘だった。だから逃げるしかなかったと彼女は泣き出した。

街道沿いの女衒の奴らは裏で手を組んでいた、逃げ出した女郎の情報はすぐに広まっていたのだ。だがおせんの遠い親戚が二里ばかり離れた山奥に住んでいた。そこなら誰も知らず、追っ手も来ないだろうと彼女は言った。

わかったと俊平。危ないだろうと留吉が反論した。駕籠かきやってるのに、あいつらを敵に回したら、人の手配はどうするんだと。人買いまがいの口入れ屋なんかに頼むのはこっちから願い下げだと俊平。俺たちはそういう悪どい手配師にさんざん嫌な目に遭わされたんだじゃないか、だから二人でまともな駕籠をやろうと決めたんじゃないかと留吉に問いただす。そしてこう続けた。

お客さんが親戚のいる村まで行きたいって言ってるんだよ。なんとかするのが俺たち駕籠屋だろう。

俊平の言葉に、留吉は起業した時の気持ちが蘇った。そしておめえの言うとおりだと覚悟を決めた。二人はあたりを見回して駕籠へと走り、それを納屋まで担いでくると、おせんを乗せて走りだそうとした。だがその瞬間、目の前に奴らが現れた。後ろを振り返るとそこにも奴らの仲間が近づいてきた。道の前後をふさがれ絶体絶命の危機だ。

なめてんじゃねえぞと亥之吉の怒声が飛ぶ。奴らは駕籠との距離を詰めてくる。二人には正面突破しかなかった。

呼吸を合わせる俊平と留吉。そして留、行くぞの掛け声とともに二人は駕籠を担いで全速力で突進した。追いすがってくるチンピラを留吉が息杖を振り回して追い払う。かつて経験したこのないスピードで彼らは走った。宿場を抜けてもまだ走り続けた。

そして25分後、二人はようやく足を止め、駕籠を降ろした。そして乱れた呼吸を整えるとまた山道を走り出した。そして何もなさそうな茂みで駕籠を止めた。その茂みのむこうにおせんの親戚の家があった。自分たちは山道をまっすぐ行くんで、家には一人で言ってくれと俊平がおせんに言った。訝るおせんに奴ら欺くんですよと付け加えた。

おせんが約束の1両と酒手を俊平に差し出した。1両だけで十分だと酒手を返した。奴らに見つかったら元も子もないと俊平がおせんの背中を押した。おせんは親戚の家へと行くのを二人は見届けた。

あ、忘れもんと俊平。おせんが彼の肘に巻いた布に目を遣った。留吉が笑う。お前、あいつに惚れたんじゃねえか。お前、昔ッから惚れやすいからな。惚れやすいってどういうことだと俊平がくってかかる。

どんなに困難な問題が起ころうともあきらめず、自分たちのポリシーを貫き通した若者たち。その心意気と情熱に触れられるのがタイムスクープハンターとしての醍醐味だ。

ここで沢嶋雄一の取材は終了したが、またファーストシーズンの最後の同様にまたもニューロン粒子の濃度が低く(またも山間)、31km先まで行かないとタイムワープできなかった。駕籠かきの二人は沢嶋をタダで乗せてやると言った。沢嶋は二人の好意に甘えて駕籠に乗った。

そして駕籠の中で居眠りしている間に、道端に落とされた?

やはりあるのかサードシーズン!

紅白の巨大サチコを作る金があるなら、TSHに回せ!

あっちは3分、こっちは一生モノです。

駕籠小説もあります。

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