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2010/07/19

龍馬伝 第29話 新天地、長崎

カッコいいな伊勢谷友介の高杉晋作!

うぬぼれ刑事とは全然違う蒼井優!

日本語の発音が上手いねグラバーの人(ティム・ウェラード)!

坂本龍馬たちは激動の幕末の真っ只中に身を投じていくことになります。

シーズン3初回は明治15年の夏の岩崎弥太郎の回顧から。胃病を患っていた岩崎弥太郎は「千葉灸治院」で背中に灸を据えられいた。弥太郎の顔が暑さに歪む。灸を据えていたのは千葉佐那だった。千葉道場は兄の重太郎の代で終わり、その兄は京都で役人をしていた。明治になっても佐那は結婚していなかった。佐那が龍馬の事を思い出す。少年のような輝く瞳をしていたと。それは佐那が知っている龍馬だと弥太郎が佐那の思い出に水を差す。

弥太郎が言う。龍馬は海軍操練所が潰され、日本の海軍を作るゆう夢を絶たれ、盟友武市半平太を失うてから、龍馬は人が変わってしもうた。土佐におったころのぼんぼん育ちも、脱藩してからの脳天気な明るさも、影を潜めてのぉ……侍も、公家も、外国人も、みんな龍馬に振り回されて!侍のくせにわしよりも先に商売を始めよって!

弥太郎は龍馬を罵った。

長崎の出島についた龍馬一行。ここは本当に日本かと皆、異国情緒に眼を丸くする。獅子舞、辮髪の男たち、関帝廟、金髪の白人女性、初めて世界に触れた瞬間であった。そこで龍馬は、中国商人と欧州の商人たちが、算盤を片手に茶葉や樟脳(ともに当時の日本の重要な輸出品)のサンプルを持ち寄って話をしていることに興味をもつ。状況が飲み込めない龍馬は、近藤長次郎にあれは何をしているかと尋ねると、商談をしているのだろうと答えた。

龍馬たちを長崎に連れてきたのは、薩摩の西郷吉之助であった。西郷は長崎の大貿易商、小曽根乾堂と彼の邸宅の一室にいた。小曽根に龍馬たちの操舵術のお陰で玄界灘で荒らしにあったが船が沈ますに済んだと笑った。小曽根が西郷にかしこまり、取引の際は是非とも龍馬たちを使うよう頼んだ。西郷としても、英語や操船術に熟達した彼らを軍艦に乗せておくだけでは、勿体無いと考えていた。龍馬たちは小曽根の計らいで、彼の家の離れに逗留することになった。

そこに龍馬がやってきて、小曽根の邸宅が大きいやら、西洋との交易にいち早く乗り出した薩摩は先見の明があると褒め、西郷の前にあぐらをかいて座ると頼みがあると切り出した。そして自分たちを長崎において欲しいと頼んだ。西郷がニヤリとした。小曽根も笑いをこらえた。彼らの思惑通りに事が運んだのだ。そうとは知らず長崎は世界にひらけていて素晴らしいと龍馬が雄弁にしゃべり続ける。

西郷は龍馬に釘をさす。薩摩で雇ったのだから、薩摩で働いてもらわないと困ると。それは分かっていると龍馬。だが、蒸気船を操れる者たちを荷物運びだけに使うのは、勿体無いだろうと。まさに西郷の考えていたことを龍馬が口にした。自分たちを高く売りたかごわんどなぁと西郷が笑う。そうではないと龍馬。自分の食い扶持は自分らで稼ぐんじゃ。西郷の表情が曇る。

わしらはどこの藩にも頼りとうないがじゃ、と龍馬は西郷を見る。しがらみがあっては言いたいことも言えませんきにの。

言いたかこと?西郷が尋ねる。西郷は龍馬の話術にはまった。

龍馬が本題を西郷につきつけた。

侍は藩のもとで生きる。藩は幕府のもとで生きる。今まではそれが当たり前じゃったけんど、もうそろそろ変えてもいいがじゃないですろうか。

沈黙が室内を包む。

龍馬が西郷に詰め寄る。

そろそろ、幕府のもとから飛び出してみんかえ。

西郷が笑って、龍馬の肩を叩く。また大変なこつを言いもんどなぁ、坂本さんは。西郷はさ龍馬の話に耳を貸さない。だが龍馬も引き下がらない。ここいらで世の中の仕組みを変えんと、日本は異国の餌食になってしまうがぜよ。

西郷が立ち上がって龍馬を見下ろした。おまさんは、天下国家のこつまで考えておらるっとじゃな。じゃっどん、こん西郷吉之助に向こうて薩摩の有様まで語っとは、ちっとばっかりおこがましかど。

龍馬も立ち上がる。

西郷は笑いながら、立ち上がった龍馬に鋭い視線を向ける。どげんうまく蒸気船を操れても、坂本さあは、一介の脱藩浪士ごわんど。そう言って西郷は去っていった。西郷は薩摩を守り、薩摩が日本の主導権を握ることを第一義として動く男であった。

このままでは日本が異国の餌食になってしまうと西郷に警告した龍馬は、日本が置かれた状況を西郷よりも正確に把握していたと言っていい。幕府はフランスの助けを借りて、一度は失墜した勢力を盛り返しつつあった。だがそれはフランスの意のままに操られることでもあった。

フランスは幕府を支援する代わりに、フランスとの貿易を優先するように求めた。フランスとの交渉に当たった幕府勘定奉行・小栗忠順は米英蘭との関係悪化を懸念するが、フランス公使は米英蘭仏の四カ国でフランスの利権を優先する旨を覚書(MEMORANDUM)を作成すると持ちかけた。これからは各藩の直接貿易を禁じ、すべて幕府を通すという「飴」を与えた。TRES BON!(たぶん)と小栗は諸手を上げて歓迎した。これは日本がフランスの勢力圏に入ることを意味していた。

薩摩も幕府・長崎奉行所の承諾なしに交易ができなくなった。仮りそめにも佐幕派である薩摩は樟脳の取引量を半分にされ、小松帯刀がイギリス商人グラバーに怒りを顕にする。これまでイギリスは薩摩との直接貿易をしていたのに、なぜいちいち幕府のお伺いを立てなければならないように変わったのかと。It is no use complaining me man.(私に文句を言っても無駄だよ)とグラバーは席をたった。

それを西郷も聞いていた。(ここでグラバーが西郷に言ったことは聞き取れません)

結局、龍馬の西郷説得は失敗に終わり、自分たちで食い扶持を工面する羽目になった。

陸奥陽之助が言う、誰か船を一隻貸してくれたら何でもできるのにのぉ。

そこでグラバーの邸宅に乗り込み、蒸気船を貸してくれと頼んだ。船で何をするとグラバーが聞いた。「ビジネス」と陸奥が答える。

グラバーが高らかに笑う。君たち侍が商売!まさかと英語で言う。状況が飲み込めない龍馬一行。

お貸しいたしましょうとグラバー。1月1200ポンドで。三千両であった。無理だと怒る龍馬たち。だったら話ならないとグラバーは立ち上がり、話をしようとする龍馬たちには目もくれず、「丸山」でボロ船でも探すんだなと言い捨てて部屋を去った。龍馬たちはグラバーを追おうとするが、グラバーの部下に銃を突きつけられる。馬鹿にされたと惣之丞は激昂し、刀に手をかける。龍馬が惣之丞を制する。目的のためには堪えんといかんと約束したろう!

龍馬は銃を向けるイギリス人たちに頭を下げて、事なきを得た。

龍馬たちは「丸山」乗り込んだ。丸山は料亭が集まる花町であった。そして諸藩の藩士たちが集まる引田屋に入った(女将は山村美智(子)じゃないですか!)。

椿の間には西郷とともに薩摩藩士が集まっていた。薩摩藩士の一人が西郷に聞く、幕府は長州征伐を断行すべく薩摩に兵を出すように求めてきたのは本当かと。別の藩士が兵を出すべきだ!長州は敵だと叫ぶ。他の藩士たちも呼応する。あいつらは薩摩の軍艦を砲撃して沈めた、あの船には弟が乗っていたと長州への恨みを口々にする。長州を叩き潰そうという薩摩藩士たちを、西郷が諌める。今、長州を滅ぼしたところで、薩摩には何の徳にもならない。幕府が今よりもっと強くなるだけだ。貿易を制限される薩摩に幕府を支える意味はなくなりつつあった。

龍馬たちは引田屋にやってきたのは、他の部屋を回って蒸気船を貸してくれそうな藩を探す、飛び込み営業であった。

そして龍馬たちは梅の間に飛び込んだ。そこには津和野藩士と偽って長崎に潜り込んだ散切り頭の高杉晋作と他の長州藩士がおり、芸者の「お元」が舞っていた。舞い終えると、お元は晋作に酒を注ぎ、侍なのに曲げがないことを尋ねた。出家したのさと晋作が戯言言う。驚くお元。晋作が笑う。たかこの世に生まれたからには、面白う生きた方がえいがじゃろうが。長州藩士の菊池が卓の拳で殴り、晋作をなじる。何を暢気なことを言っている、グラバーはわしらをコケにしよったんだぞ!本当はこの席にグラバーが来るはずであったが、現れなかったのだ。

相手が攘夷派だったら殺されかねないため、異国人は用心深くなっているとお元が宥める。だが本当の理由は違った。グラバーはいつか長州に味方するかもしれない津和野藩に銃を売るなど幕府が認めないと考えて晋作たちの会合に出向かなかった。だがグラバーは幕府の支配がこのまま続くとは思っていたなかった。一緒にスコッチを呑んでいた商売敵のイギリス商人に忠告した。稼げるだけ稼いだら、日本を離れろ。もう日本は終わりだ。すでに幕府はフランスの傀儡と化している。だがフランスと東洋で覇権を争うイギリスがこのままの状況を許すはずがない。

グラバーによれば、すでに日本侵攻を想定した上陸作戦を立案していた。イギリス軍は摂津を海上封鎖して、歩兵1万2千と騎兵5百を兵庫に上陸させ、大坂を制圧して京都に上り、天皇を拘束、海軍の別働隊が江戸湾に進出して主力の1万5千の歩兵が江戸城を攻略する。日本は1日で降伏するとグラバーは笑った。日本人はめでたい奴らだ。今この国が存亡の危機にあると分かっている日本人は誰もいないと。

晋作たちのいる部屋に龍馬たちがにこやかに入ってくる。何者だと長州藩士たちが殺気立って立ち上がる。何言わず凝視する高杉晋作。奉行所の人間ではない味方だと龍馬たちは長州藩士を落ち着かせようとする。晋作は、長崎には面白い者たちがいると笑い、どうして味方なのかと龍馬たちに探りを入れた。

わしら脱藩浪士だと龍馬が答える。ゆえに長崎奉行所の目は自分たちに届かないと告げ、1隻、蒸気船を貸してくれたら、異国の商人と交易してやると持ちかけた。お前ら土佐出身だなと晋作が言う。そうだと龍馬が答える。わしは坂本龍馬じゃ。沢村惣之丞、近藤長次郎、元紀州藩士・陸奥陽之助も名を明らかにした。そして自分たちが幕府の海軍操練所にいたと告げると、長州藩士たちは刀に手をかけた。自分たちは龍馬が彼らに尋ねた。おまんらは何者ぜよ?津和野藩士ではないろう……と言って龍馬が立ち上がった。幕府と聞いただけで、刀に手をかけるほどの攘夷派は津和野藩にはいない。

自分たちは長州藩士だと高杉晋作が答えた。そして桂小五郎から言われたことを話をした。土佐の坂本龍馬は信用できると。そして尋ねた長州を助けてくれるのかと。だが長州は攘夷藩だからやめるべきだと惣之丞が訴える。しかし龍馬は微動だにせず、交渉を進める。

お元はそのやり取りを黙って聞いていた。龍馬はお元に薩摩にここに近寄らせない様に頼む。お元は部屋を離れると、一目散で店を出て町へと消えた。

高杉晋作ら長州が求めるのは大量の武器。軍艦10隻とミエニー銃1万丁という途方も無いものであった。そのために長州が用意しているのは50万両。これまた膨大な資金であった。長州には馬関海峡と下関があり、物流拠点として膨大な利益を挙げていたのだった。

龍馬は晋作に、武器を揃えて何をするつもりか長州の意図を問うた。他の長州藩士たちがもう力ずくの攘夷は無理だと口々に言った。晋作が口を開いた。異国と戦ってみて、僕らは骨身に染みてわかったんですよ。武力じゃ到底、異国にゃかなわんって。

長州は藩論を変えたのだ。では1万丁の銃でなにをするのか?それは幕府を戦うためであった。長州はもう幕府に従わないと決めたのだ。高杉晋作が静かに呟いた。

長州は独立するんです。

僕らは自分たちだけで生きていくと決めたんです。日本中を敵に回そうが、長州は最後の一人になろうが戦い抜くんじゃ。

晋作の「長州」という言葉は廊下に漏れていいた。それを偶然、薩摩藩主に聞かれた。薩摩藩士が高杉晋作たちがいる梅の間に雪崩込んでくる。薩摩藩士たちが刀を抜く。長州藩士たちも刀を突き出す。日本が英国軍に侵略されるかもしれない中、2つの藩が私怨でいがみ合っていた。そこに西郷がやってくる。薩摩は皆殺しただと長州藩士が刀を振りあげて薩摩藩士たちに斬りかかるが、だが刀の持った腕を龍馬に絡めとられる。やめろと叫ぶ龍馬。

一番恐ろしい敵は異国だ!喧嘩している場合かと龍馬が訴える。

そこに長崎奉行所の者たちがやってくる。

高杉晋作がピストルを抜いて一発撃ち、西郷のこめかみに銃口を突きつけた。西郷が晋作にお前が騎兵隊を作り、長州を引っ張っている高杉晋作かと問えば、さすが西郷はよう知っちょるの、と応じる。邪魔が入らんにゃ存分に相手になちゃるんじゃが。運が良かったのお。そう晋作は言い捨てると、天井に向けてまた一発撃って薩摩藩士たちを撹乱し、部屋から逃げ去った。龍馬たちも逃げた。薩摩藩士たちは晋作たちの後を追うが、西郷は動かなかった。そこに長崎奉行所の岩堀が踏み込んできたときには西郷しかいなかった。長州の奴らはもう逃げたあとだと西郷が笑った。西郷は長州に与し、幕府を見限った。

なぜ長崎奉行所が踏み込んできたのか、お元は長崎奉行・朝比奈昌広のスパイであった。

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