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2010/09/20

龍馬伝 第38話 霧島の誓い

慶応2年(1866年)3月10日、龍馬はお龍とともに薩摩へ到着した。幕府の追手から逃れ、寺田屋で負った傷を癒すために。

龍馬が身を隠したのは、霧島連山を望む塩浸温泉じゃった。(福山雅治って肌がツルツル。腕に毛も生えてないっすよ)湯につかり、斬られた手を曲げようとして激痛に顔を歪める。

お龍がふくれっ面でやってくる。さっき温泉まで案内してくれた吉井幸輔が、龍馬を霧島登山に連れて行くと伝えに来たと言う。そうじゃとと龍馬。うちも連れとくれやすとお龍が頼む。女人禁制じゃから無理だと龍馬が笑う。うちは竜馬さんの女房だと食い下がる。どんなとこかて、うちは一緒に行きたい。夫婦になってというても、うちはあんたのこと、みんな知ってるわけやあらしまへん。竜馬さんは時々、思い詰めたような顔しはるけど、それかてうちにはわからしまへん!

わしは歯がゆいがじゃきと龍馬。やっと薩長を結びつけたゆうに、ついに世の中が動き出したゆうに、わしはこんなところに隠れて療養せんといかん。霧島山に登るがは、自分を奮い立たせるためぜよ。次にやるべきことはなんががか、それを己の心に刻み込むためじゃ。

龍馬が言ったとおり、世の中は大きく動き始めていた。イギリスはパークスを通じて薩摩と長州を軍事援助した。その一方、幕府はフランスとの関係を悪化させていた。フランス公使ロッシュは小栗上野介に専横を強める薩長を野放しにしておけば幕府は実権を奪われると迫った。小栗はその旨を一橋慶喜に伝えた。慶喜は言った。ロッシュに黙ってみていろと伝えろと。慶喜は長州の地図を囲うように碁石を並べていた。わしの腹はもう決まっておる。

長崎の亀山社中では、ワイルウエフ号が始めての航海練習に出ることになった。ユニオン号が長州で米を積んで、じきに長崎に入る。そこでワイルウエフ号に詰め変えて、薩摩まで曳いてもらうということであった。池内蔵太が高らかに笑う。船はわしにまかしちょけ!そうじゃと社中の面々が囃したてる中、陸奥が苦言を呈する。天草灘は波が荒いし、薩摩の沖は風がびゅうびゅう吹いてるで。そんな陸奥にまたグチャグチャ言うがかと内蔵太が怒る。

引田屋。お元が悲しげに中庭を見つめている。龍馬に身請けをせがんだ時のことを思い出していた。そこに女将とおぼしき女性が現れ、お元に土佐の侍が来ていると伝えた。

待っていたのは龍馬ではなく池内蔵太だった。内蔵太は亀山社中が船を持つことになって、その船が自分に任されたと告げた。それでのぉお元、内蔵太が決意を固めて、お元の前に座り、告白する。わしと夫婦になってくれんかえ!

驚くお元。

俺は誰よりも立派な男になってみせるき!と内蔵太。

池さん、芸妓ば娶りたければ、お金ば出して身請してもらわねばなりまっせん……

わかっちゅう!と内蔵太。いつになるかは分からんけんど。金は必ず作る。それまで誰のもんにもならんでほしいがじゃき!

うちの心ば、池さんに預けろと?

内蔵太がお元の手を握る。そうじゃ……今は心だけ夫婦になってくれたらえいがじゃ。

お元が内蔵太の手に自分の手を重ねる。そげんこと言ってくれたとは、池さんが初めて。

ほんなら……と内蔵太が訊く。お元は頷き、笑った。

だが部屋を出たお元の顔に笑顔はなかった。

龍馬は吉井幸輔の息子、吉井幸蔵の案内(って子供じゃないか!)で霧島へと登る。霧島が古くから信仰の山として崇められてきた霊峰であった。ちょっと待ってとお龍の声がする。驚く龍馬。霧島は女人禁制の山だと吉井幸蔵がお龍を止める。そやさかい、男の格好をしてきたのとお龍。そういうことではないろうと龍馬。しかし言って聞くようなお龍ではない。言うたでしょう、うちは龍馬さんについて行くのや。龍馬は根負けしてお龍をつれて行くことにする。喜ぶお龍。慌てる幸蔵。すまんの幸蔵さんと龍馬が謝る。

土佐の後藤象二郎邸。岩佐弥太郎が羽織袴で座っていた。そこに団扇を持った後藤象二郎がやってくる。弥太郎が頭を下げる。象二郎がいつもの傲岸不遜な口調で弥太郎に言う。おんしわしに言うたのぉ。坂本龍馬を蔑ろにしてはいかんと。おんしはこうも言うたのぉ。これからは藩のため、日本のために働きたいと。それは・・・弁解しようとオタオタする弥太郎に岩崎!と象二郎が叫ぶ。ハイと弥太郎が答える。その望み叶えちゃると後藤象二郎は言った。

十三年前黒船来航の折に弥太郎が出した建白書はなかなかよく書けている。かつお節やら樟脳やら土佐の産物をどんどん他藩に売るべきだとこの時から考えていたのかと後藤象二郎が弥太郎に尋ねた。その通りにございますと弥太郎。それを長崎でできるかえ?と象二郎。異国相手に商売するがじゃ。おんしが世話役となってこの土佐を儲けさせるがじゃ。

弥太郎は狂喜した。そして後藤象二郎にエゲレス語のわかる通詞をつけてもらえないかと頼んだ。そこに象二郎が呼び寄せたのは中濱万次郎(ジョン万次郎)だった。

龍馬とお龍は霧島の山頂、巨大な火口の淵に辿り着いた。この山には伝説があるそうじゃと龍馬。畏れおおくも天照大御神の御孫、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)がこのに日本国を治めるために霧島にご降臨され、この山の頂に鉾を刺されたゆうのぉ。龍馬はその方向を指さした。それが天の逆鉾ゆうて今も残っちゅうそうじゃ。わしはこの目でそれを見たいがじゃき。参りましょう、わたしも見とうなりましたと、お龍が歩き出す。龍馬はお龍と幸蔵の三人で逆鉾を目指した。

これが天の逆鉾かえ……龍馬が逆鉾を眺めた。これを瓊瓊杵尊が突き刺されたがか。岩の山に突き立てられた逆鉾は大雨で傾いていた。乱れていたこの国を自分が治める決意された証に瓊瓊杵尊が突き立てられたものだと云う(アーサー王伝説のエクスカリバーみたいです)

龍馬がお龍を見る。わしはあの世を見てきたがじゃ。坂本龍馬ゆう人間はいっぺん死んで、またこの世に生まれてきたがじゃ。ほんじゃき、わしはもう何ちゃあ怖いものはないぜよ。日本はこんまい島国ぜよ。ほとんどすべての者は世界のことら何ちゃあ分かっちょらん。けんど、時代は変わってしもうた……龍馬は持っていた杖を投げ捨て、岩の山に上に登ると逆鉾を両手で握った。今こそ誰かがこの国の行く道を見定め、声に出してそれを伝え、自らが行動し、みんなを動かしていかんといかんがじゃき!と逆鉾を引き抜いた。そしてこれが決意の証と抜いた鉾を突き立てた。

だが、決意を固めた龍馬に試練はすぐに訪れた。慶応2年6月7日、幕府の長州攻めが始まった。一橋慶喜が檄を飛ばす。徳川幕府にはフランスがついておる!薩長ごときが手を組んだところで我らが負けるはずはないわ!

その知らせを聞いた龍馬は小松帯刀邸にいる西郷吉之助のところへ駆けつけた。薩長同盟を喧伝し、幕府の長州攻めに対する抑止力とする龍馬の目論見は失敗に終わった。長州はどうなっているかと小松帯刀に尋ねた。高杉晋作が陣頭指揮を執って戦っているという。

そんなはずはないと龍馬。高杉はイギリスの船に乗って世界見聞の旅に出ると聞いていた。高杉さんが戦列を離れるわけにはいかないだろうと西郷。幕府軍は15万で長州に襲いかかった。対する長州の兵力はわずか4000。15万…幕府軍の多さに驚愕する龍馬。薩摩は長州に援軍を送ったのかと尋ねた。まだでごわすと帯刀。

なぜじゃと龍馬が怒る。戦いになったら長州を助けると盟約には書かれていた。西郷が立ち上がる。薩摩が兵を出すときは、幕府を討つ時でごわす。江戸城を攻め落とすっことじゃ!

それはいかんぜよ!龍馬が西郷に詰め寄る。そんなことをしたら日本中戦場になってしまうがぜよ。小松帯刀が龍馬に言う。長州も我々も同じ考えごわんど。長州の木戸貫治ももはや幕府と話し合うつもりはなかかった。

幕府と戦をせんで日本を変えゆっとは無理じゃっとごわすと西郷が龍馬を見る。そいがどげんしてん嫌じゃっち言わるっとなら、坂本龍馬ちゅう役者には舞台から降りてもらうしかありもはん!

当惑する龍馬。だが試練はさらに続いた。

池内蔵太が船長を務めるワイルウエフ号が甑島(こしき)沖で大嵐に遭い、五島の沖まで流されて海に没した。池内蔵太を含め、16人の乗組員うち12名が死んだ。龍馬は長崎の亀山社中に急ぎ戻ってきて内蔵太の位牌の前に座り、どういてながじゃと泣き崩れた。

その夜、縁側に佇んていた龍馬はむっくと立ち上がると、剣を抜いて振り上げ、眼に見えない何かを斬った。

翌日、龍馬は亀山社中の面々を集めて話し始めた。わしらは己の志を貫いてきたがじゃ。日本を異国の侵略から守るために、この国の仕組みを変えようゆう志をの。けんどこれからは、そう容易うはいかんがじゃき。どういう意味かと陸奥が尋ねる。

龍馬が亀山社中を見渡して言った。わしら亀山社中は長州とともに幕府との戦に加わる。

わしらは喧嘩をせんと日本を変えるがではなかったがか沢村惣之丞。志を曲げるんですかと陸奥が責める。

曲げんと龍馬。惣之丞が怒る。戦に加わるゆうがは曲げたも同じゃき!

そうだと皆、同調する。ここまで戦をせんでやってきたのに、どうしてだと龍馬は詰め寄られ、考え直してくれと請われた。龍馬は言う。戦はのぉ戦はもう始まってしもうたがじゃ!

一同が黙る。龍馬が訴える。今、わしらが立ち上がらんと、この国はのうなってしまうがじゃ!わしらは長州のためでも、薩摩のためでもなく、日本人としてこの国のために戦うがじゃ!わしらは舞台から降りるわけにはいかんがじゃき!

高杉晋作のもとへ伝令が走り寄ってきて、大島が幕府軍の手に落ちたとの伝えた。大島は渡してもええ、戦いはこれからじゃ!高杉は咳き込み、吐血した。木戸は大島口への増援を命じた。

巨大な岩が転がり始めた。その岩が転がっていく先に何があるのか、誰が勝者となり、誰が敗者となるのか、日本という国が生き残るのか、ここで滅びるのか、この時はまだ誰も分かっていなかった。この時、生きていた人間の多くが、当たり前の幸せを願っていた。日本という国が永遠に続くとみんな、願っていた。

軍艦を率いて戦う高杉晋作。寺田屋で客に酒を出すお登勢。船で長崎へ向かう弥太郎。海に向かって内蔵太の魂が救われるようにと祈るお元。

龍馬はわらじ履きをやめ、ブーツに履き替えた。亀山社中の玄関で龍馬は拳を握りしめると外へと歩き出した。お龍が声をかける。しっかり、頑張ってきておくれやす。うちの旦那さんは自分が日本を引っ張ると霧島のてっぺんで誓うたんやから。行ってくるきと龍馬は力強く言い、出て行った。

その足で龍馬は写真館へ向かった。ブーツですなと写真館の同じが言う。わしがこれから行く道は霧島山よりも険しい道じゃきのぉ。

その時、この一枚が撮影された。

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高杉晋作が奴らに長州の強さを見せちゃれって幕府の軍艦に向けてほぼゼロ距離舷側射撃。あれはいいです。池内蔵太は不幸なり。一話で死亡フラグ回収とは。

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コメント

今週は見れましたが、ついついチェックしてしまいました。
3部もいよいよ終わり、次回から4部に突入という事で、龍馬自身の動きも気になるけど、弥太郎の動きも気になります。ジョン万次郎と弥太郎という非常に濃い組み合わせは笑えます。

がきょうさん、どうもsun
見れてよかったですねgood
裏主役の弥太郎の大爆発に期待します。
たぶん万次郎とともにやらかしてくれるでしょう!

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