フラッシュフォワード第1話-12話まで見ました。
録画しておいて全然見ていなかったフラッシュフォワードを見始めたら、3日で見てしまいまいした。これは面白いです。
シーズン5ぐらいまで考えていたそうですが、視聴率低迷でアメリカで打ち切りになったそうです。アメリカ人にはわからんですか。SFチャンネルとかケーブルネットワークだったら続いたかも。
何かが起こって70億の人類が2分17秒間意識を失い、半年後の2010年4月29日午後10時に自分が見聞きするものが見えてしまうというところから話は始まります。主人公のFBI捜査官はこの現象の原因を追う中で、ロスにある自分のオフィスで命を狙われるというフラッシュフォワード(未来視)を見ます。しかしパートナーのディミトリは何も見ません。恐らく死んでいるのではないかとの思っていたら、香港の謎の女から3月に胸に3発の銃弾を受けて殺されると電話があります。しかしフィアンセはその時、自分はディミトリと結婚式をしていると話します(でも実は……)。フラッシュフォワードは絶対起こる予定調和なのか、個人に未来の選択の予知はあるのか?
未来が見えるのはAKIRAもそうですし(金田が鉄男に言う「裸の国の王様とはな!」とか)、バトルスター・ギャラクティカでも話を引っ張るのにカラ・スレイスや大統領の「ビジョン」が出てきたので、そこが新しいとは思いませんが、予知を全面に出して個々の人間を葛藤させるのはなかなかいいです。どんでん返しも結構あって飽きません。
自然現象ではなくて、誰かが起こしたことが明らかになっていきます。
人は自分の未来を知りたがりますが、未来を断片的に知ることで逆に悩み苦しむことになるというテーマが駄目だったかも。しかも見えた未来が断片的であるがゆえに間違った解釈もしてしまうこともあるなんてのはアメリカ人にはダメなんでしょうかね。
こういうのは一般向けには少々SF的な哲学かも。そこが面白いんですが。LOSTは挫折しましたが、これは見られます。
ギャラクティカといえば、レオーベンがチョイ役で出てました。あとガイアス・バルターも出てくるみたいです。竹内結子も出てきました。
FBIロス支部のウェディックっていう人、「レッドオクトーバーを追え」でソ連原潜の無音のはずのキャラピラー機構の音を判別してしまうクラシック音楽好きのソナー員じゃないですか!
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