坂の上の雲 第2回 青雲(後編)
龍馬伝に続き、「坂の上の雲」にもニュース速報が!
立て篭もるなこの野郎!
まことに小さな国が、
開花期を迎えようとしとるんじゃ!
龍馬伝を見たから、前見たときより面白いのかもと感じます。まだ「藩」が重きを置いている時代なんだと分かって、このドラマの序盤の面白さが深まりました。
真之が兄の好古に海軍に入りたいと言うと、好古が秋山家は伊予水軍を祖とし、「伊予人の中から出て、日本海軍の士官になるか」と真之に言います。今なら海上自衛隊に入りますっていって、県の誇りだなんだとかそういう話にはならんでしょう。明治初期の日本は、藩という母体があって、日本という「天下」が存在しているという、いうなれば日本海軍に入るということは、メジャーリーグに行くみたいなもんじゃないかと。
好古も旧松山藩主だった久松家当主・久松定謨のフランス・サンシール陸軍士官学校留学の補導役を請われると、陸軍の栄達を諦めて補導役を受けるとか、明治初期という江戸時代の感覚が残る時代なんですね。
このあたりの感覚が、龍馬伝を見てなかったときは、よく分からんかったです。
好古は最終的に陸軍大将まで昇進します。フランス留学という回り道は結局、好古にとって良かったんでしょう。
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