日々是ヴィクトリア2 プロイセン編1
シミュレーションゲームの雄、パラドクス社ヨーロッパ・ユニヴァーサリス系のヴィクトリア2を買いましてプレイしてみました。
19世紀の世界を舞台にした初期の「信長の野望」の面白さがあると思います。
特にゲーム開始直後の1836年のプロイセンは「大国」と云えども、ロシア、オーストリア、フランスの大国に三方を囲まれた小国です。これでオーストリアを打ち破り、「ドイツ統一」を果たし、世界へと進出するのは、「信長の野望」で織田信長をプレイしたときの達成感があります。プロイセンは国名がかわり、それがマップにも反映されます。
内政で産業育成とインフラ整備を進め、国民の暴動を抑え、外交で敵国を孤立させ、同盟を結んで多方面からの侵略を可能し、軍備を増強して敵軍を打ち負かします。海軍力と足がかりがあれば、植民地を建設することもできます。
メニュー画面はアメリカの南北戦争(なぜか南軍)。アメリカでプレイするのも面白そうです。
1836年のプロイセン(PRUSSIA)
西にフランス、南にはオーストリア、東にはロシアです。人口も500万以下。
技術、国力、軍事力を増強してオーストリア帝国に対して何度か戦いを挑んで勝利し、「ドイツ諸侯(邦領)」をオーストラリアの「勢力圏」から切り離してプロイセンの「勢力圏」に組み入れると、プロイセンを中心とした「北ドイツ連邦」を建国することができます。
海軍は後回しにし陸軍技術の発展に力を集中した方がいいでしょう。主敵はオーストリアになるでしょうが、イベントが起こって隣国に対して宣戦布告しても国威が低下しない「大義名分」が得られるので、それを活かして領土の拡張なども図れます。オーストリアに対してはずっと「大義名分」をプロイセンは持ち続けるので、オーストリアが他国と戦っているとか窮地に立っているときに攻めるのがベストです。そうでなければ逆に攻め込ませて軍勢を包囲殲滅して戦力を削いでから、オーストリア領を占領するといいと思います。国威を奪って、領土を徐々に奪っていくという戦術を使いました。
勢力圏にドイツ諸侯を取り込めば対オーストリア戦に参戦させられます。
鉄道は整備すべきでしょう。
1863年に条件が整いました。
北ドイツ連邦(North German Federation)成立
クリーム色から灰色に。
これで納得できないので再プレイです
1861年ドイツ成立に必要な要件が満たされます。
ドイツの中核(CORE)を領土が勢力圏におさめている必要があります。
ドイツ成立
ちょっとわかりにくいでしょうが、フランス領になっていたアルザス=ロレーヌのみならす、オーストリア領だったボヘミア(チェコ)もドイツに併合しています。
近づくとこんな感じです。
国旗は軍勢を表しています。大きいほど大規模な軍勢ということです。
1893年までにはトルコとの戦いで現在のブルガリアにあたる地域を領土とし、マダガスカルを征服、アフリカ東岸に植民地を建設しています。
アフリカ
ドイツ領アフリカ(German Afirca)っていうのがマップに出てくるのが達成感があります。
ペルシャとオマーンを勢力圏に収めることに成功しました。
メキシコがアメリカ合衆国に対してアリゾナ解放戦争を起こし、同盟国たるドイツに参戦を求めてきました。
国家の順位
イギリスは1位、ロシアが2位、ドイツは第3位です。
しかしドイツは軍事力では1位なのです!
1204個旅団を配備できる能力があり、動員令を出せば296個の予備師団を動員できるのです。
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日本でやると面白いですよ。
最初は所謂、待ちゲーで技術とかは文化・産業、陸海軍をバランス良く整え、適宜経済を上げていく感じになりますが、明治維新以降にやる満州独立やロシア潰しが何とも言えない快感があります。
上手く生活水準を上げていけば、日本が太平洋諸島を全て牛耳り、太平洋連邦的なものに仕上げられます(ロシアの勢力圏に入る率が高いのでロシアに戦費補助をしてやり、アメリカからハワイを奪取すると確実です)。
とはいえ、経済的な措置以外では太平洋は放置プレイになりますので、日本でやるならば、東南アジア、南アジアを目指して、イギリス・ロシア・スペイン・オランダを主要な敵と捉えると良いです。
後、一回、自分の国の一部にしてから独立させれば、自分の国の技術を受け継いで衛星国になるので、それをやりまくって味方を増やしていくのもアリです。
因みに、衛星国は勢力圏になり、同盟を組めば、ほぼ確実に参戦してくれます。
投稿: 日本帝国万歳 | 2012/03/31 14:59
日本帝国万歳さん、どうも
日本でやるのも面白いですか!
高まりますね。
投稿: 竹花です。 | 2012/03/31 15:41