STAR DRIVER 輝きのタクト 第5話 マンドラゴラの花言葉
ショタの腐女子は美少年にいろんな意味で勝てない、今回はそういうお話。マンドラゴラの花言葉は恐怖、幻惑だそうです(リンク)
演劇部「夜間飛行」がファンサービスとして校庭でストレッチをしている中、部長に校庭で上演するならスピーカーは時計のところに設置した方がいいと提案する草食系美少年。準部員のひとりアオキ・ツバサだ。自転車部所属だがメカに強いので音響とか照明の面倒をみてくれているとサリナ部長がタクトに紹介する。
準部員は多いけど、サイバディの秘密や綺羅星の存在を知っているのは、今のところ、正規部員の六人だけだとスガタがタクトに教える。他言は無用ってことだねとタクト。
かなり地震が起こり、時計に梯子をかけて登っていたツバサが落ちてしまう。
ツバサは保健室に行き、オカモト・ミドリ先生がおでこに消毒液を塗る。痛む?なんだ?少し顔色悪いかな?とツバサの頬に手を当てる。ツバサが顔を赤らめる。もしや、悩み事でもあるのかな、ツバサ君?とミドリ先生。先生、どうして僕の名前を?とツバサが尋ねる。焦るミドリ先生。先生はこの学園の生徒の一人ひとりのことを、いつも気にかけているから、カウンセラーやってるし、何でも相談に乗っちゃうよと誤魔化す。本当にもう大丈夫ですから、ありがとうございましたと、ツバサは頭を下げて保健室を出ていった。
ちぇ逃げられたかとミドリ先生。机を開けるとそこには「美少年大図鑑第五巻」。帯には『夏、キラメキ、そして思い出』。そのいかがわしい本を取り出すと、膝に広げて鑑賞する。浜に集う、うら若き美少年たちの裸、裸、裸。たまらず頬ずりするみどり先生。(これ男の先生だったら犯罪です)ドアをノックする音がする。ミドリ先生は慌てて図鑑を机にしまう。
入ってきたのはウスイ学園長で、お見合い相手を紹介に来たのだった。健康食品会社の開発研究員で、少し年齢は高いものの美貌・知性ともに高レベル。やはり気乗りしませんかと学園長はずっと壁を見ている。先生は美少年好きだから。ミドリ先生はビクっとして、どうしてそんな言いがかりを!と学園長に詰め寄る。これは……と学園長が壁を指差す。壁は美少年の写真で埋め尽くされている。しまったとミドリ先生が心のなかで叫ぶ。
みどり先生が廊下を歩いていると人妻女子高生のカナコと男子生徒がガラス越しにアレをしているのを見つけて凝視する。オカモト先生と呼ぶケイトの声がするが、ミドリ先生は誰か思い出せない。ニチ・ケイトだと名乗り、女の子の名前も覚えてください、私は化学実験部の部長で、先生がその顧問なんですと注意した。ごめんなさいとミドリ先生は謝る。
最近、部室の棚から薬品を勝手に持ち出している人がいるみたいなんですとケイトがミドリに言う。対策と考えないととミドリ先生を横目で見た。そう困ったわねえと知らない振りをするミドリ先生。ガラス越しのアレは注意しないんですかとケイトがミドリ先生に注意する。キスって校則違反だっけ?みどり先生は返す。
綺羅星のアジト。電気柩に乗ってテスト中のプロフェッサー・グリーン(ミドリ先生)。脳波へのフィードバックが感知されず、実験の成功を喜ぶ綺羅星の仮面の衆たち。シルバーが言う。独立時間軸に干渉できるサイバディ・ヨドックとゼロ時間という舞台、そして我々、化学ギルドの技術がそろったことにより実現した、これは究極の兵器だ。これならタウバーンに勝てる。以後は我々が綺羅星の主導権を持つとほくそ笑んだ。これもプロフェッサー・グリーンが科学ギルドにいたおかけだとミドリ先生を称えた。なぜ他のギルドの者たちは大学部の研究員として島に来ているのに、なぜ学園の保険医などしてるのかとシルバーが尋ねた。笑うミドリ先生。
学園にかわいい女子生徒(ヒナ)がやってきて、数多の男子生徒の視線を釘付けにする。ガラス越しありな人?と男子生徒を誘った。もちろんありな人ですと男子生徒。女からなんてはしたないとカナコがむくれる。ヒナのガラス越しを見ながらケイトの推測は確信に変わった。
突如現れたヒナの周りに集う男子生徒たち。花はあるけどモテすぎじゃないかとサリナ部長。この匂いだなとスガタが言う。匂いだとタクトが頷く。やばいよねこの匂い。このままだとヒナは逆ハーレム状態になっちゃうねとサリナ部長が笑う。逆ハーレムと聞いて、ワコは美少年神輿を夢想する。そこまでは行かないだろうとサリナ部長にツッコまれる。
ヒナがタクト君とスガタ君を見てウィンクする。目から。ドン引きするタクト。日常生活で初めてみたとひきつるワコ。そしてサリナ部長の予想した投げキッスを振りまくヒナ。とろける男子生徒たち。偶然通りかかったツバサにも投げキッスするものの、
はツバサに当たって砕けて散った。
タクトたちのところに学園長が通りかかってヒナの人気が凄いと話していたとき、また大きな地震が起る。気多島が動いているのかとスガタがワコに訊いた。ワコはうんと頷いた。(大地の奥義、プレートテクトニクスかっ!)学園長がヒナを前に見たことがあるような気がするが、誰だか思い出せない。
科学実験部の部室。ミドリ先生が戸棚を物色していたところにケイトが入ってくる。こんな時間に珍しいですねとケイト。ほらさっきの地震で瓶が割れてないかと思って、これでも顧問だからとミドリ先生は誤魔化す。ケイトが笑う。マンドラゴラで作った惚れ薬を持ち出したのは、やっぱり先生ですか。教師が生徒に手を出すのは、校則以前の問題ですよとミドリ先生を叱責する。そこでケイトがいきなり右手の人差し指と中指で横V字(横ピース)を作って、綺羅星!と叫ぶ。ミドリ先生もつられて綺羅星!とやってしまう。(おまんらパブロフの犬か!)
やっぱりプロフェッサー・グリーンだったかとケイトが言う。そういう君はイヴローニュとミドリ先生(お互い隊が違うと正体を知らんのですか?)。ケイトが説明する。魅力的な匂いで、異性を虜にできるマンドラゴラの惚れ薬は10代の若者が服用しないと効果を発揮しないが、10代の若者が実際に飲めば死ぬ。現実には使えない惚れ薬だ。だが、ヨドックのドライバーであるあなただけは現実に使えるわけだと惚れ薬の瓶をミドリ先生の前に差し出した。そしてケイトは訊いた。この支配力、何に使う?
授業中。タクトが机の中に手を入れると、君を味わってみたいとヒナからの手紙が入っていた。タクトが不敵な笑みを浮かべる。
CAFE EATERで、サリナ部長がタクト、スガタ、ワコたちに十数年前の学園の卒業アルバムを見せる。そこにはヒナに似た女生徒の写真があった。それはオカモト・ミドリの写真だった。第1フェーズの力で若返ることができるスタードライバーがいるとワコが言う。やっぱり綺羅星かとタクトが溜息をつく。けど、それは周辺の時空間に歪みが生じるほどの大きい力らしい。その力を乱用するからたぶん最近、地震が起こってるんだとスガタが納得する。気多の巫女の封印が解かれたせいで、気多島の火山も不安定になっている。最悪噴火するかもしれないとスガタが言う。気多島が噴火して、この島が被害に遭えば、綺羅星十字団も困るはずなのにとワコが当惑する。その力と地震の関係を奴らは知らないのかもしれないとスガタ。その力を乱用しているとサリナ部長。かなりの男子生徒に呼び出しの手紙とか出してるみたいと、スガタの机に入っていた手紙を出して匂いを嗅いだ。確かにやばい匂いがすると部長。
呼び出して何をするのかなあとワコ。そりゃ、やりたい放題とサリナ部長。やりたい放題と戦慄を覚えるタクト。顔を赤らめるワコ。じゃあ僕が誘いに応じた振りをして様子を探るよとタクトがヒナからの手紙を出す。やっぱり持ってたんだぁとサリナ部長がタクトに白い目を向ける。どうするつもりだったのとワコが訊く。こっそりやられたい放題とスガタ。とか~思ってたわけじゃなくてとタクトは焦る。ほら、僕なりに、とにかくに調べてみようとかと思って……一同そんな白々しい嘘をという目でタクトを見る。
夜。タクトが海が見える丘の上に行ってみると、ヒナが座っていた。座ってとヒナ。読んでくれたとヒナが尋ねる。破壊力大きいよとタクト。けどこれ他の奴にも一杯出してるんだろ?とヒナに手紙を見せる。一杯は出してないよとヒナが笑う。好きな子にしか出してない。好きな子何人いるの?とタクト。ひ・み・つとヒナとタクトの手を握る。いい匂いにやられそうになる我らが銀河美少年タクト。危うし美少年タクト!すると突然地鳴りがして大きな地震が起る。
最近地震が多いよねとタクト。もし近くの火山島が噴火したら大変なことになっちゃうとヒナに力の危険性を諭すように言うが、ヒナはタクトに寄りかかってくる。怖いことは考えないで、今を楽しんじゃおとヒナがタクトに顔を近づける。ガラス越しじゃないよ!タクトは誘いに乗らず、この地震は君のせいとヒナに訊いた。君が使っている力がこの災を招いているの?だったら何?とヒナが怒る。地震を起こすのは校則違反?一つ、いいことを教えてあげる。あなたを倒した者が、我が綺羅星十字団のリーダーになれることが決まったの。戦いはより激しくなるわ。覚悟しなさい、銀河美少年!覚悟ならとっくにできてるさとタクト。残念ね、あなたのこと味わってみたかったのにとヒナ。
気多の巫女が叫ぶ。欲しいものがあるならためらうな!少女はそう言ったの。ついにイカ大王の居場所はわかったけれど、そこは一年中、激しい嵐による危険な大時化に囲まれた海だから、さすがのイカ刺しサムもその船出をためらった。けれど、ためらうサムを少女は叱った。そうともとヘッドがソファに身を横たえながら言う。本当に欲しいものがあるなら、リスクを恐れちゃいけない。その少女、いいこと言うねえ。籠の中でくるくると回る気多の巫女が話を続ける。イカ刺しサムは少女を海辺の小屋に残し、一人危険な海へと漕ぎ出した。人生という冒険は続く。
ゼロ時間が始まる。サイバディ・ヨドックにプロフェッサー・グリーンが(ヒナの姿で)が乗り込む。タウバーンが時間の壁を突き破って颯爽登場。
あは~んカッコいいと目をキラキラさせるヒナ。いかんいかんと首を降って我に帰り、今日こそ最後だ銀河美少年!と戦闘モードに入る。戦いを見物するイヴローニュ。タウバーンがスターソード・エムロードとスターソード・サフィールを胸から取り出して空に舞い、ヨドックの頭上から斬りかかる。ヨドックは腕のプレートを丸めてアルマジロのようにタウバーンの攻撃を防ぐ。9万8000ラメドの衝撃という予想を上回るタウバーンの攻撃をこれ以上受けることはできない。ヒナはプレコグ(予見)モードを起動する(マイノリティ・リポートですな!)。見える、見えるぞ!(アムロかっ)と笑いながらタウバーンの攻撃を交わす。ゼロ時間において相手の数秒先の動きを予測して見ることができる、格闘戦における優位性は絶対的だとヒナ。
ヨドックがタウバーンの攻撃の隙をついてダブルボンバーを繰り出す。タウバーンが吹き飛ばされる。なんだ奴は動きがよすぎるとタクトが動揺する。強い!けどそれがどうした!こっちも一気に勝負だ!とタクトが剣を構える。そこでなぜかヒナがプレコグから「お楽しみ」にモードチェンジして、タクトの裸体を堪能する。細い腰骨…たくましい胸板…さあ次はどうくる?二の腕…首筋…鎖骨…美味しそう~。この時、タクトの豪快…銀河…十文字…斬り!という声はヒナには聞こえておらず、あっけなくヨドックは倒される。なんだ?なんだ?とタクトも意味がわからない。
電気柩から降りてきたミドリ先生(メガネ着用)の前にイヴローニュが立っている。舌打ちしてスタードライバーのバッチを胸から取ってイヴローニュに差し出す。これでいいでんしょ?イヴローニュはそれを受け取らずに尋ねる。もしかして、敵に見とれてやられたの?ミドリ先生がバッチを落としてしまう。ほんとにそうなの?とイヴローニュが呆れる。だったらどうした!とミドリ先生が開き直る。いいや、凄いなあって思って驚いた、あんた本物ねとイヴローニュ。
保健室。お気に入り男子生徒ノートの「アキオ・ツバサ」を見てミドリ先生が、もうおしまいかと溜息をつく。そこにツバサが入ってくる。先生……カウンセリング、お願いできますか?いけないことだとはわかってるんですが、僕……先生のことが、先生のことを考えると胸が苦しくなるんです。そおぉ苦しくなるのとミドリ先生のテンションが上がる。じゃあ入ってとツバサを保健室に入れると、診察しましょうねぇとドアに鍵をかけた。
ハッピーエンドか!
ツバサ君はオードリー春日と同じ熟女好きなのでヒナになびかなかったのですか。
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よかったよ




またみたい
ガラス越しのキスシーン見せて
投稿: ・・・ | 2010/11/04 15:15