テレビドラマ終了のお知らせ 年間視聴率25%超、初のゼロ
十年前より紅白歌合戦の視聴率下がったとか言う話は飽きました。
テレビが娯楽の王様じゃない。王様は視聴者。
そして今年、ついに皆無になった。NHK、民放、現代劇、時代劇問わず ドラマが一本も25%を超えなかったのは、一九六三年のビデオリサーチの視聴率調査開 始以来初めてという。
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51582711.html
これだけ価値観が多様化しているのに、日本の4分の1の人が同じものを見ているというのは奇跡に近いのでは。みんな違う人生を歩んでるわけですから、嗜好が同じなわけがない。
篤姫は面白さが分からず見ておらず、天地人はまあまあ、龍馬伝は面白かったと思ってるのですが、視聴率は真逆。世の人と嗜好が確実にずれているようです。ワンピースも読んでない。ヴィンランド・サガは面白いけど。ドラゴンボールもちゃんと読んでないですが、レベルEは単行本を持ってます。
因みにアメリカの場合、総人口3億人なので視聴者数が日本の3倍になりますが、視聴率はそんなに高くないです。
日本の視聴率とアメリカの視聴者数を単純比較は出来ないのですが、
第2位のNCIS~ネイビー犯罪捜査班で視聴者数は2018万人。アメリカの人口は3億なので割ると6%。2千万人は日本では20%ぐらいですか。
新聞もテレビもネットが普及したおかげで、メディアの独占状態が終わったんですから、発行部数が減り、視聴率が下がるのも、仕方ないでしょう。テレビも新聞もチョイスの幅が狭く画一大量生産だと思います。日本の小説や漫画は、痒いところに手が届く的なニッチな娯楽も提供しています。価値観の多様化を訴えていたテレビの視聴率が下がるのはある意味、自分たちが訴えてきたような社会になってきたということじゃありませんか。
紅白歌合戦はあまり見ませんが、全然やればいいと思います。
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共産圏じゃないんだから、視聴率25%のテレビとか発行部数1000万部(公称)の新聞とか、十分に異常な数字です。
にもかかわらず、未だにそういう規模のビジネスモデルを維持することしか考えられないんだから、破綻するに決まってます。"マス"コミと"ミニ"コミの中間くらい、"ミディ"コミくらいの展開を考えればいいと思います。
投稿: baldhatter | 2010/12/30 17:03
baldhatterさん、どうも
>共産圏じゃないんだから、視聴率25%のテレビとか発行部数1000万部(公称)の新聞とか、十分に異常な数字です。
その通りだと思います。戦後日本がかつて社会主義と言われた時代のメンタリティーがしみついてるんでしょうか。
公称部数を増やして宣伝収入を増やそうというのは姑息な話です。
Medium Mediaって書くと同じ単語が重なってて凝った表現で。
投稿: 竹花です。 | 2010/12/30 18:12