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2010/12/28

第0次世界大戦 日露戰爭 渦巻いた列強の思惑

坂の上の雲でニコライ2世が戦争を回避すべく、日本に譲歩して朝鮮の優先的権益を認めようとしていたのは本当でしたか(言葉通りの意味にとってはいけないのが外交ですが)。

英米が日本を支援してロシアの拡張政策を食い止めようとしていたのは、坂の上の雲にも書かれていましたが、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世がロシアを極東に目を向けさせようと焚きつけていたのは知りませんでした。

この皇帝はかなり困ったちゃんで、第1次世界戦争の元凶といっても過言ではありません。ドイツは外交におけるフリーハンド(自由選択)を維持するために、イギリスと同盟しなかったという捉え方もできますが、ドイツはイギリスがアフリカ南部で進めているブーア戦争においては、オランダ入植人側を支持しており、イギリスと植民地政策において対立していたことから、イギリスとの同盟は共通の敵が現れないかぎり無理だったと思います。

ドイツのヴィルヘルム2世がロシアのニコライ2世に英語で手紙を送ってて、ニコライ2世が坂の上の雲で伊藤博文に英語で話していたのはありえる話だったのですね。

2010年は日露戦争前夜の状況に近づきつつあるようです。その中で同盟なくして日本が存亡しうるのかどうか?

余談:第一次と第二次に大戦においてドイツ側を枢軸軍、イギリス側を連合軍と呼ぶことがありますが、これはドイツ=オーストリア帝国=イタリアがヨーロッパにおいて南北に「軸」を形成していることに由来します。

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