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2010/12/02

SPACE BATTLESHIPヤマト見ました ★★★★☆

朝一番で見に行ったら、40代以上の人が夫婦で結構来てました。

去年ぐらいにアニメの劇場版初代ヤマトを見て、今見るとかなり痛いなあと感じたのですが、SPACE BATTLESHIPヤマトは結構いいSF映画だと思います。

普通に面白かったです。VFXはかなり頑張ってて、それだけでも観る価値あります。一番最初の砲撃戦は、CGで銀河英雄伝説の艦隊戦のようでした。

ギャラクティカぽいリアリティの出し方でした。波動エンジンもかっこいいっす。

唯一、ヤマトが地表から発進するときに、艦橋から土がはがれるところだけちょっと残念ですが、いい感じでできてます!

遊星爆弾が地球に降り注いで地中に逃れた人類が、イスカンダルからの設計図をもとにヤマトを建造し、放射能除去装置を取りに行くという基本の話は一緒ですが、人間がガミラスと呼んでいる敵はの正体は謎という設定。イスカンダルとガミラスの設定を変えたのは良かったと思いました。青い人とかぶっちゃけ実写では見るに耐えないと思います。最後に出てくるCGのデスラーもスター・トレック風な知的生命体でいいんじゃないかと。

バトルスター・ギャラクティカみたいに、内部に敵がいたり、反乱が起こったりする人間の嫌な部分を前にしたドロドロのストーリー展開ではなく、単艦で強大な敵に遭遇しながら、イスカンダルを目指します。そして最後は満身創痍の特攻!

「ガミラス」の敵の空母とかかっこいいっす!

古代進のコスモゼロがマクロスのバルキリーみたいにガウォーク形態になってびっくりしました。コスモタイガー隊の一人が劇場版マクロスの柿崎みたいなやられ方しますね。

ヤマトがワープから出てくるとき泡が湧いてきますが、海から出てくる感じなんでしょうかね。

アナライザーが途中で、機動戦士アナライザーになって驚きました。

ところどころギャラクティカです。パイロットのヘルメットとか形が似てますし、空間奇兵隊のスーツと装備は完全にギャラクティカの海兵ですよ。古代が営巣に入ったりするのもギャラクティカぽいです。艦橋の光るテーブルは、ギャラクティカのCICの中央に置かれていて、そこにあるマイクでアダマ艦長が「ギャラクティカ・アクチュアル(こちら艦長)」って通信するあのテーブルです。あと広すぎない通路。これがまたいい。

横Gに備えろって艦長が下命すると整備クルーがミサイルを固定し、パイロットは出撃するとき、ヘルメットをかぶる前に首のリングを押さえるのですが、こういうさりげない仕草がいいです。

最後のほうで「何もかもが懐かしい」と艦長がオリジナルにあった台詞をつぶやいてましたが、中盤(かな?)敵の戦闘機がヤマトに体当たり攻撃をかけてきたときの「(あれは)母艦を失った艦載機だ……」っていう台詞、かっこよすぎます。

森雪は沢尻エリカじゃなくて良かったと思います。古代に「修正」加えたりしてます。伊武雅刀は声だけ出てきます!ナレーションは佐々木功だ!柳葉敏郎さんはやはり外しません。南部さんをやってる人、BALLADにも出てましたね。

なんだかんだでキムタクで良かったんじゃないかと思います。古代進は何をやっても百発百中。

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