与謝野馨が民主党政権に入閣!私は褒めたい
民主党政権(特に鳩山由紀夫)が口ばっかりだったのは周知のとおり。それが政策通(現実的な政策が言えるという意味で)である与謝野馨を巻き込んだのは英断といっても過言ではないです。
石原知事は「彼(の政治生命)はこれで終わりだと思う。そんなに世間は甘いものではない」と指摘した。
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_169791
石原都知事、自分に従わないものはコケにするというスタンスは一貫しています。
郵政選挙の後、自民党が内閣変わった時に選挙しましたか?絶対優位を手放す馬鹿はいません。谷垣総裁が倒閣、総選挙に追い込むってよく言ってますが、自民党が与党時代に民主党の党首がよく言ってましたが、成功したためしなし。
小沢一郎が民主党を抜ければと脅してますが、これを乗り切ればねじれっぱなしでも(そもそも捻れた方が議論が深まっていいとマスコミの一部は脳天気なことを言ってました)。
我々日本国民は民主党に勝たせてしまったのですから、4年間甘んじて民主党政権を受け入れるしかないわけです。ならば民主党の政策を自民党化するという手もあると思います。アメリカ軍がイラク人を軍事訓練して治安活動を任せたのと同じです。
与謝野馨が民主党政権に参画するのも財政健全化のためでしょう。たぶん増税をするんでしょうから、政治生命が終わるかもしれません。それでもやろうって言うんですから見上げた根性です。この人は日本国の将来を考えていると思いますよ。
与謝野馨は官僚寄りと言われますが、官僚以上の政策を打ち出せない政治家が「政治主導」をぶちあげた民主党政権の結果がこれです。
戦略にウルトラCがあると信じるのは大戦中の軍部だけでたくさんです。
« 俺のテキサスが帰ってきた! | トップページ | フラッシュフォワード 最終回 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- スーパー堤防は不要か?(2012.01.27)
- 防衛相に田中直紀氏(2012.01.13)
- 金正恩が乗ってる戦車は「軽戦車」(2012.01.09)
- 日本には真似できない中国の為替操作術(2012.01.01)
- 仙石「 消費税15%増税しないと、5年で日本が崩れるけど、それでもいいの?」(2011.12.29)
昨日与謝野馨さんの話を15分程聞く機会がありました。
一週間前まで入院をしていたと話されていた。
一体改革から消費税の話を日本の財政を大変厳しく見ておられ、洒脱な口調で「どうするの?」と私達に問われました。
増税は様々な意見があるだろうが、日本が駄目になるよりはいいでしょと。
森田さんのブログを見てとても嬉しくなりました。
昨日の話を聞いて、与謝野さんは体を張って日本の行く末を考えている大事な人だと気づきました(国民にはなかなか実態はわからないのです)。
直接話を聞く事はなかなかありませんので貴重な時間でした
投稿: minmin | 2012/04/22 12:57
minminさん、どうも
それは貴重な話だと思います。
野田さんもそうですが、あえて悪役を引き受けている感があります。どこかの市長は改革を謳ってますが、ホントの改革は国民が変わらないと成功しないと思います。あの人の言っている改革(刀)は実は今は反対勢力に向いてますが、最後には支持者に向いていくと思います。でなければ成功とはいえないでしょう。
投稿: 竹花です。 | 2012/04/22 17:53