江~姫たちの戦国 第6回 光秀の天下
明智光秀がシェークスピア劇に出てきそうな悲運の王様でした。
明智光秀の重臣、斉藤利三がいっぱい喋ってました。
この話では、毛利と和睦して逆臣光秀を討つことを決めた「中国大返し」は、黒田官兵衛の知恵ではなく、秀吉が考えたことになってます。今でも世間受けの悪い決断は官房長官に押し付けるのが定石なので、秀吉が考えたとしてもおかしくありません。
落ち武者狩りの雑兵に捕まった江が光秀のもとに連れてこられたとき、光秀は本能寺の変の後に森蘭丸から手紙を受け取ったと語ります。そこには信長は自分が討たれたときに、後を託せるのは光秀しかいないと考えていると書かれていました。ここいいですね。
その手紙を本能寺の変が起る前に貰ったとしたら、信長を討つことはなかったのかと江が問うと、光秀はそれも変わりませぬと答えます。
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コメント
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トヨエツ目当ての私と、向井くん目当ての娘にとって、今週は「空白地帯」でしたが、本能寺後の光秀の物語にはぐっと引きこまれました。信長の時は、家臣が支え、必死になってついて行こうとしていたのに、自分には誰もついてこない……って
光秀の最期も切ないですね。
投稿: Lalla | 2011/02/15 09:58
Lallaさん、どうも
>信長の時は、家臣が支え、必死になってついて行こうとしていたのに、自分には誰もついてこない……って
秀吉にしてやられたとはいえ、誰もついてこないのは哀れですね。
投稿: 竹花です。 | 2011/02/15 13:18