原爆と原発は違います。
原発の炉心溶融(メルトダウン)が爆発を起こすようなイメージで民放テレビが放送している気がしたので一言。
原爆と原発は違います!
原発で使っている核燃料はウラン濃度が低いので、燃焼しても爆発はしません。
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data3031.html
原子爆弾は核分裂を起こすウラン235の割合がほぼ100%であるのに対し、原子力発電のウラン燃料は、ウラン235の割合が3~5%程度です。
このため、原子力発電の燃料は連鎖反応を一定にする(これを臨界といいます)など、急激に連鎖反応が拡大しないように核分裂の制御をすることが可能になり、原子爆弾のような急激な連鎖反応による核爆発を起こすことはありません。
放射能の逆二乗則というのがありまして、放射能源から2倍離れられれば、影響が4分の1になります。8倍離れれば、64分の一、10倍離れれば 100分の1になります。1000(1キロ)離れれば、1,000,000(百万分)の1になります。
とはいえ、放射性物質の飛散を最小限にとどめる必要はあります。そのために皆さん知恵を絞ってがんばっています。
これはテレビよりわかりやすく安心できる解説
原発の説明が?な人へ 東大理学系研究科早野教授のFAQ Twitter回答が秀逸
14日午前11時過ぎ、福島第一原発3号機の建屋が水素爆発して、入っていた自衛隊員などが怪我をしたそうです。この人たちは危険を省みずになんとかしようとしているわけで、頭が下がります。
放射能はもっとも漏れてるとかいう人もいますし、本当の情報を政府は伝えていないっていう人もいますが、あなたたちの「本当」って何なのか聞きたいです。怖いのはわかりますが、じたばたしても仕方がありません。
3号機に続いて2号機も炉心溶融の可能性が出てきました。しかし皆さんがんばってます。
こんなツイートがありました。
http://twitter.com/#!/naoya_umematsu/status/47221988850270208
2号機の格納容器に亀裂が入った可能性が出てきました。放射性物質の放出についても書きました。
http://takehana.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-baa6.html
なぜ中の状態がすぐにわからないかと言えば、おそらく表面から(症状)からしか原因が掴めないからではないでしょうか。救急医療ドラマの外科手術でも体を開いてみたら、予想と違ってテンパるみたいな話があります。死んでもおかしくない状況で踏ん張っているとみています。
炉内への海水注入は内科的処置で、本当なら中を開いてみて外科手術ができればいいのでしょうが、格納容器を不用意に開けてしまうと放射性物質が飛び散る危険性があります。石油コンビナートが爆発しても、水をかけて冷やす以外に手がないわけで、原発だけが処置できないというわけではないでしょう。
もう一点。原発は危険(コンビナートの石油タンクも爆発しまして消化するしかありませんでした)ですが、原発がないと電車も動かなくなる現実もあります。
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なんで、チェルノブイリは爆発して原爆よりズットたくさん放射性物質をばらまいたよ。
だから格納容器にヒビが入ってもれたりしたらたいへん。
原爆の爆発とは違うのはわかるけど、被害が少ない様な印象は、怪しいですよ。
投稿: 津波 | 2011/04/18 23:36
津波さん、どうも
この時は原爆みたいに核爆発すると思った人が多かったようなので、書きました。
> なんで、チェルノブイリは爆発して原爆よりズットたくさん放射性物質をばらまいたよ。
広島型原爆ではウラン235が約60kg使用されたとされる(全ウランに対するウラン235の割合が80%の濃縮ウラン75kg)
チェルノブイリ原発の核燃料は合計180トン、ウランの濃縮度は2%。すなわち、ウランだけでは3,600 kg。大気中に放出された燃料は 7トンと推定(ウランに換算して200 kg相当)。
という具合に、原爆と原発ではウラン量が全然違います。原発の方が多いです。なので是が非でも容器の健全性を維持しなければなりません。チェルノブイリにはこの格納容器がありませんでした。
だから多少海に汚染水を放出しても止むなしです。
ウラン量7.5kgの原爆で何十万も亡くなったのに比べれば、ウラン量3600kgのチェルノブイリ原発の引き起こした被害は少ないと思います。(とはいえ福島もチェルノブイリも身を挺して被害拡大を食い止めている人たちがいるのを忘れてはなりません)
ストロンチウムやセシウムなど放射性物質の影響は、事故がまだ現在進行中なのでなんとも言えません。
投稿: 竹花です。 | 2011/04/19 00:06
セシウムは、
水に入れると爆発
する危険な物質らしいです。
爆発の可能性は、
0%
とは言い切れないと思いますが?
投稿: 貯金箱 | 2011/05/12 16:12
貯金箱さん、どうも
核爆発はしません。
核爆発は核反応であって化学反応ではありません。似て非なるものです。威力も全然違います。核爆発はとてつもないです。
たしかにセシウムも水に入れたら反応します
http://youtu.be/mEMZoFV_1-M
(これはセシウムが水と反応して水素が発生し、それが酸素に触れて起る水素爆発です)
国の基準の62万倍に上る放射性のセシウム134などを含む水が流入しているのを作業員が見つけたというニュースがありましたが、爆発はしていません。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-05-12/2011051201_02_1.html
言われてみれば思議なので調べてみると、酸化セシウムという形なら、水の中にあっても水素爆発は起こしません。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1157661611
とはいえ、前人未到の事故なので、注視していく必要はあるでしょう。
投稿: 竹花です。 | 2011/05/12 17:14
yuto820砂最強
投稿: | 2011/06/17 14:11